グード(ジャン=フィリップ) Goude, Jean-Philippe
生没年 | 1952- | 国 | |
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辞書順 | 「ク」 | NML作曲家番号 | 394731 |
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『ΙΕΡΟΣ | HIEROS 聖なるもの』
~中世と現代の響きのあいだ
ジャン=フィリップ・グード(1952-)と13世紀の声楽作品 [アンサンブル・セラドン、ポラン・ビュンドゲン]Vocal Ensemble Concert: Ensemble Céladon - GOUDE, J.P. (Hieros)
発売日:2021年08月27日 NMLアルバム番号:FUG767
CD価格:2,475円(税込)
パリのノートルダム大聖堂とパンデミック世界に捧ぐ、静謐なア・カペラの響きフランスの文化シーンが広く古楽に開眼しつつあった1990年代以来、フランス第一線で活躍する現代音楽の作曲家でありながら、ジェラール・レーヌやブリュノ・コクセ、ミシェル・ゴダールら古楽シーンの俊才たちともコラボレーションしてきたジャン=フィリップ・グード。 アンビエントでオーガニックな響きを大切に音作りを続けてきたこの作曲家がア・カペラ3声のために作曲した一連の新作を、多声音楽の最初期の萌芽ともいうべき13世紀ノートルダム楽派の作品と組み合わせたこのアルバムは、2019年4月のノートルダム大聖堂火災から世界的パンデミックへと続く現代世界の混乱に捧げられた1枚。ヴィブラートを抑えた古楽唱法そのままに、低音のないア・カペラで重ねられてゆく音の美しさには息を呑みます。 中世からバロックまで古楽レパートリーを中軸に、ルネサンス作品とマイケル・ナイマンの声楽曲を一つのアルバムで組み合わせるなど、古楽と現代音楽の融合にも独特の成果をあげてきたビュンドゲン&アンサンブル・セラドンならではの音作り。 何度でも訪れたくなる響きのアルバムです。