リャトシンスキー(ボリス・ミコライヨヴィチ) Lyatoshynsky, Boris Mikolayovich

生没年 1895-1968 ウクライナ
辞書順 NML作曲家番号 21096
  • 商品番号:8.555578

    NAXOS

    リャトシンスキー(1895-1968)
    交響曲集 第1集
    交響曲 第1番
    交響的バラード「グラジーナ」 詳細ページ
    [ウクライナ国立響/クチャル]

    LYATOSHYNSKY, B.: Symphonies, Vol. 1 - No. 1 / Grazhyna (Ukrainian State Symphony, Kuchar)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.555578

    CD 価格:1,200円(税込)

    20世紀のウクライナにおける音楽界の基礎を作った作曲家ボリス・リャトシンスキー(1895-1968)。彼は牧師の家庭に生まれ、幼い頃からピアノとヴァイオリンに習熟し、10代の半ばで最初の作曲を行ったとされています。やがてキエフ音楽院でレインゴリト・グリエールに作曲を師事、グリエールの没後には遺作となった「ヴァイオリン協奏曲」Op.100の補筆を手がけたことで知られます。 もちろん彼の作品にも先人からの影響は感じられ、特に第1番の交響曲は1919年に完成されたものの、彼自身が少しずつ改訂を加え、様々な要素を取り込みながら進化してきた作品。もともとは第2楽章だけが独立した「叙情詩」でしたが、その後第1楽章が付け加えられ、第2楽章を改訂し、終楽章を加え、1923年にようやく完全版として初演されたというものです。 1955年に書かれた交響的バラード「グラジーナ」は彼の最も熟練した作品の一つであり、ポーランドの偉大な詩人アダム・ミツキェヴィチの没後100周年を記念して書かれたものです。リトアニアの神話に登場する女性騎士を主人公をしたミツキェヴィチの詩がスコアの冒頭に付され、戦いに身を投じ悲劇的な死を迎える彼女の姿を克明に音楽で描いていきます。カリンニコフをはじめ、ロシア、東欧系の作品に強いクチャルの素晴らしい指揮による演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.555579

    NAXOS

    リャトシンスキー(1895-1968)
    交響曲集 第2集
    交響曲 第2番・第3番 詳細ページ
    [ウクライナ国立響/クチャル]

    LYATOSHYNSKY, B.: Symphonies, Vol. 2 - Nos. 2 and 3 (Ukrainian State Symphony, Kuchar)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.555579

    CD 価格:1,200円(税込)

    「ウクライナ音楽の父」ボリス・リャトシンスキー(1895-1968)の交響曲第2集です。1935年から1936年に書かれた交響曲第2番は、当時の時代の乱れを反映した暗く重い音楽。第1番ではリヒャルト・シュトラウスやチャイコフスキーを思わせる幾分のどかな表情を持っていた彼の作品も、この時期のウクライナの政治的不安定と抑圧を反映して、ここまで不穏なものとなってしまったのです。神経質さと粗暴さを孕むこの交響曲は、至るところに「音の爆発」があり、第2楽章では幾分神秘的な要素を見せますが、やはり不吉な音で中断を余儀なくされてしまいます。第3楽章も混乱する音が交錯し、果てしない不安を齎すものと場っています。交響曲第3番は彼の作品の中では最も知られるもので、初演時には大きなセンセーションを巻き起こしたと言われています。当初は「戦争を打ち負かし平和になる」と終楽章に碑文が付されていましたが、ソ連の検閲によりこれを削除、1954年に改訂を施されることとなります。最後は勝利で終わるかと思いきや、すっきりと終わらないところが面白いです。爆演ファンにはたまらない1枚でしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.555580

    NAXOS

    リャトシンスキー(1895-1968)
    交響曲集 第3集
    交響曲 第4番・第5番「スラビャンスカヤ」 詳細ページ
    [ウクライナ国立響/クチャル]

    LYATOSHYNSKY, B.: Symphonies, Vol. 3 - Nos. 4 and 5 (Ukrainian State Symphony, Kuchar)

    発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.555580

    CD 価格:1,200円(税込)

    リャトシンスキー(1895-1968)の交響曲集第3集、ここには彼の第4番と第5番が収録されています。1963年に完成した第4番は、ネイサン・ラクリンの指揮により、当時のレニングラード(サンクトペテルスブルク)フィルハーモニー管弦楽団によって初演されました。この作品は当時の音楽の隆盛からは完全に外れたところにあり(リヒャルト・シュトラウスが最後まで調性を捨てなかったように)、あからさまな調性を持ち、またウクライナの民俗音楽も取り込んでいたのです。無論評論家たちは、この作品を「ウクライナ音楽の発展」に寄与しないと評しましたが、様々な音楽が入り混じっている現代にこの作品を聴いてみると、全く問題なく、このある意味「わかりやすさ」が却って人気を獲得するのではないかと感じます。 そして、1950年代初頭からスラブ音楽に興味を持っていたリャトシンスキー、彼自身の音楽性の解放は交響曲第5番第1楽章の高らかな金管の咆哮で明らかになったのかもしれません。副題に「スラビャンスカヤ(スラヴの意味)」を持つこの交響曲には、やはり騎士道の物語の精神が流れています。

    収録作曲家: