ヴィルスマイアー(ヨハン・ヨーゼフ) Vilsmayr, Johann Joseph
生没年 | 1663-1722 | 国 | |
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辞書順 | 「ウ」 | NML作曲家番号 | 210204 |
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ビーバー(1644-1704):
1681年に出版された
独奏ヴァイオリンと通奏低音のための8つのソナタ [プラメナ・ニキタソヴァ(ヴァイオリン)/LES ÉLÉMENS レ・エレメン(アンサンブル)]BIBER, H.I.F. von: Violin Sonatas (1681) (P. Nikitassova, Les Élémens)
発売日:2022年07月29日 NMLアルバム番号:555481-2
CD 2枚組価格:3,375円(税込、送料無料)
ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバーの名声を決定づけ、18世紀まで広く演奏された作品の一つに、1681年にニュルンベルクで出版された「8つのヴァイオリン・ソナタ」があります。ビーバーと言えば、1674年頃に作曲された、当時のヴァイオリン演奏技法を集大成したとされる「ロザリオのソナタ」が有名ですが、この「8つのソナタ」も負けず劣らずの技巧を用いた作品であり、ビーバーはこの曲集で難度の高い技巧、芸術的内容、作曲技術レベルの総合に成功したと言えるでしょう。 ブルガリア出身のプラメナ・ニキタソヴァはドイツ・バロック音楽の録音等で評価を得ているヴァイオリニスト。Les Élémens(レゼルマン)は17世紀と18世紀の作品の演奏に力を注ぐ、バーゼルのアンサンブルです。
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〈THE GREAT VIOLINS 第4集〉
1629年製 ジローラモ・アマティ
ヴィルスマイアー(1663-1722):
6つのパルティータ [ピーター・シェパード・スケアヴェズ(ヴァイオリン)]VILSMAYR, J.J.: Partitas Nos. 1-6 (The Great Violins, Vol. 4: Girolamo Amati, 1629) (Sheppard Skærved)
発売日:2021年03月19日 NMLアルバム番号:ATH23210
CD価格:2,250円(税込)
イギリスの名ヴァイオリニスト、ピーター・シェパード・スケアヴェズがさまざまな銘器でその時代の音楽を演奏するシリーズ。第4集ではビーバーの優秀な弟子であったと言われるオーストリアのヴァイオリニストで作曲家、ヨハン・ヨーゼフ・ヴィルスマイアーの「6つのパルティータ」を演奏しています。 この作品は1715年にザルツブルクで出版された「Artificiosus Concentus pro Camera 巧みな室内のためのコンツェルト集」に含まれる曲集で、以前は独奏ヴァイオリンと通奏低音用とみなされていましたが、近年の研究で通奏低音はもともと付けられていなかったことがわかっています。 スケアヴェズが演奏で用いたのは、ロンドンの王立音楽院に所蔵されている1929年に製造された『ブラザーズ・アマティ』の楽器。アマティ一族の初代製作者アンドレアの息子ジローラモ(1561?-1630)が、生前最後に製作した楽器の一つであると推測され、初期のクレモナ様式の外観を備えています。
収録作曲家: