ゴトヴァツ(ヤコヴ) Gotovac, Jakov
生没年 | 1895-1982 | 国 | クロアチア |
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辞書順 | 「コ」 | NML作曲家番号 | 148496 |
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クリェリッチ(1938-2006):
クロアチア・グラゴル・レクイエム
ゴトヴァツ(1895-1982):
Himna Slobodi - 自由への讃歌 [クリステイーナ・コラー(ソプラノ)/アニカ・シュリヒト(メゾ・ソプラノ)/イヴァン・レプシッチ(指揮)/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管弦楽団 他]KULJERIĆ, I.: Croatian Glagolitic Requiem (Kolar, Schlicht, Laporte, Puškarić, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Repušić)
発売日:2020年07月22日 NMLアルバム番号:900331
CD価格:2,325円(税込)
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ゴトヴァツ(1895-1982):
歌劇《いたずら者エロ》 [ヴァレンティナ・フィアチコ・コビッチ(ソプラノ)/イェレナ・コルディッチ(メゾ・ソプラノ) 他/イヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]GOTOVAC, J.: Ero s onoga svijeta (Ero the Joker) [Opera] (Fijačko, Kordić, Mužek, Croatian Radio Television Choir, Munich Radio Orchestra, Repušić)
発売日:2020年03月27日 NMLアルバム番号:555080-2
CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)
ヤコブ・ゴトヴァツは現代クロアチアを代表する作曲家の一人。ウィーンでヨーゼフ・マルクスに師事、ザグレブ歌劇場の指揮者として歌劇を演奏しながら、作曲家として歌劇、管弦楽、ピアノ曲、歌曲など多数の作品を残しました。作風は後期ロマン派の様式を踏襲しており、どれも民俗的要素に溢れた聴きやすいもので、日本では、彼の作品を愛した巨匠マタチッチがNHK交響楽団とともに、いくつかの舞曲を演奏したことでも知られています。 1935年に作曲された歌劇《いたずら者エロ》は、ユーモアに満ちた物語とクロアチアの民族性が融合したゴトヴァツの最も成功した作品。ザグレブ歌劇場で初演されたのち、作品は9か国の言語に翻訳され、ヨーロッパ中の80を超える歌劇場で上演され続け、2018年には700回目の記念すべき上演が行われるほどの人気作となっています。 700回目の上演時にはドイツ語版での演奏でしたが、このアルバムに収録されたミュンヘンでの上演はオリジナルのクロアチア語版が用いられており、指揮者のレプシッチを始め、主役の歌手たちは全てクロアチアのネイティブ・スピーカーを起用、合唱団はクロアチアからわざわざ呼び寄せるという念の入った演奏です。
収録作曲家:
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ゴトヴァツ(1895-1982):
交響詩集
タイチェヴィチ(1900-1984):
7つのバルカン舞曲 [モーシェ・アツモン(指揮)/ハノーヴァー放送フィルハーモニー管弦楽団]GOTOVAC, J.: Symphonic Reels / The Ploughers / Guslar the Fiddler / TAJCEVIC, M.: 7 Balkan Dances (Hannover Radio Philharmonic, Atzmon)
発売日:2020年03月27日 NMLアルバム番号:999724-2
CD価格:1,425円(税込)
バルカン半島の音楽を集めた1枚。前半に置かれているのは、クロアチアの作曲家ゴトヴァツの管弦楽作品集。同郷の指揮者マタチッチが来日時にNHK交響楽団と「コロ舞曲」を演奏したことで、日本でも知られる作曲家です。 このアルバムではセルビア、クロアチアの代表的な舞曲である「コロ」を中心に、ゴトヴァツのユニークな作品が収録されています。聴きものは「オラチ(農夫たち)」と「グスラ弾き」(グスラとは1弦の弓奏民族楽器)の2曲。暗い情念とオリエンタリズムに彩られた熱い音楽です。後半のタイチェヴィチ「7つのバルカン舞曲」もローカル色に溢れた名作です。日本でもおなじみの指揮者、モーシェ・アツモンの共感に満ちた演奏で。