Ars Longa Records
「Ars longa, vita brevis」=「技(術)は長く、人生は短し」。転じて「短い一生で技芸を極めるのは難しい」という、古代ギリシャから伝わる有名な格言です。ピアニスト・上野真が2023年に立ち上げたこのレーベルには、人の一生における限られた時間の中で、芸術(Ars)のために最善を尽くすという意味が込められています。 楽器としてのピアノやピアノ音楽を中心に、現代に生きる中での伝統とは何か、オーソドックスとは何かを追求していく上野真のライフワークを、高品質な録音で体現していきます。
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シューマン(1810-1856):
〈ピアノ作品集〉
パピヨン―幻想曲
ウィーンの謝肉祭の道化 [上野真(フォルテピアノ)]発売日:2023年07月14日
CD国内盤価格:3,300円(税込、送料無料)
シューマン家に所縁の深いシュトライヒャー・フォルテピアノとの対話
上野真、待望の初シューマンアルバム!シューマンが少年時代、父親に買ってもらったピアノは、マテーウス=アンドレアス・シュタインの手によるもの。シュタインは、本収録に使用されたピアノの製造者ヨハン・バプティスト・シュトライヒャーの叔父に当たります。 このヤマモトコレクション所蔵1861年製シュトライヒャーは、ハンマーを含む殆どのパーツがオリジナルで、非常に良いコンディションを保っており、当時の響きを直に伝えてくれます。上野は、歴史的にも大変貴重なこの楽器の特徴を最大限に活かし、繊細かつ力感に溢れた快演を繰り広げています。収録作曲家: