シュルプ(ヨゼフ) Schelb, Josef
生没年 | 1894-1977 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「シ」 | NML作曲家番号 | 84099 |
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シェルプ(1894-1977):
〈室内楽作品集 第2集〉
室内音楽 - フルート、ヴィオラとハープのために
ソナタ 第3番 - フルートとピアノのために
三重奏曲 - フルート、チェロとピアノのために
四重奏曲 - オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのために [ステファヌ・レティ(フルート)/ニコラ・コック=バシリウ(オーボエ)/イザベル・モレッティ(ハープ)/アレクサンダー・クナーク(ヴァイオリン)/ジャン=エリック・スーシー(ヴィオラ) 他]SCHELB, J.: Chamber Music, Vol. 2 - Oboe Quartet / Flute Sonata No. 3 / Flute Trio (Réty, Cock-Vassiliou, Moretti, Knaak, Zhdanov, Ishay)
発売日:2022年06月24日
NMLアルバム番号:TOCC0548
CD価格:1,950円(税込)
20世紀ドイツの知られざる作曲家の一人、ヨーゼフ・シェルプ。シェルプはもともと「リストの弟子」として活躍した才能あるピアニストであり、フライブルク音楽院の教師としても活躍、第二次世界大戦中には作曲家としての名声も勝ち得ていましたが、1942年に爆撃によってそれまで書いた作品のほとんどが消失してしまいました。 しかし戦後に不屈の精神で立ち直り、ヒンデミットを思わせる新古典的な作品や、バルトーク風の力強い曲を次々発表、82歳で亡くなるまでその創作意欲が衰えることはなく、150近くの作品を書き上げています。 今回収録された世界初録音となる4つの室内楽曲は、作曲家の息子アルベルトが、未録音の父の作品を集め編集したもの。どの曲からもフランス印象派の影響が感じられるとともに、シェルプの巧みな対位法が生かされており、作品からは自由なエネルギーと楽しい雰囲気が溢れています。
収録作曲家:
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シェルプ(1894-1977):
〈管弦楽作品集 第2集〉
ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲
ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲
コールアングレと弦楽オーケストラのための協奏曲 [タチアーナ・ブローメ(ピアノ)/サリーナ・ツィックグラーフ(ヴィオラ)/ドミニク・ウォレンウェーバー(コールアングレ)/ベルリン室内交響楽団/ユルゲン・ブルーンス(指揮)]SCHELB, J.: Orchestral Music, Vol. 2: Three Concertos (Wollenweber, Zickgraf, Blome, Berlin Chamber Symphony, Bruns)
発売日:2021年06月11日
NMLアルバム番号:TOCC0604
CD価格:1,950円(税込)
20世紀に活躍したドイツ人作曲家の中では、ほとんどその名が知られていないヨーゼフ・シェルプ。「リストの弟子」として活躍した才能あるピアニストであり、フライブルク音楽院の教師としても活躍、第二次世界大戦中には作曲家としての名声も勝ち得ていましたが、1942年に爆撃によってそれまで書いた作品のほとんどが消失、またNSDAP(国家社会主義ドイツ労働者党)のメンバーであったこともあり仕事も失いました。その後、不屈の精神で立ち直り、ヒンデミットを思わせる新古典的な作品や、バルトーク風の力強い曲を次々発表、82歳で亡くなるまでその創作意欲が衰えることはありませんでした。 このアルバムには世界初録音の2作を含む3曲の協奏曲を収録。彼の特長が際立つ荒々しいピアノ協奏曲、不安気な旋律で始まるヴァイオリン協奏曲、楽器の音色が存分に活かされたコールアングレ協奏曲を3人の奏者が見事に奏でています。
収録作曲家:
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シェルプ(1894-1977):
〈管弦楽作品集 第1集〉
オーケストラのための音楽 第3番・第4番
動き I [リエパヤ響/バーデン=バーデン・フィル/マン/バレフ]SCHELB, J.: Orchestral Music, Vol. 1 - Movimento I / Music for Orchestra Nos. 3 and 4 (Liepāja Symphony, Baden-Baden Philharmonic, P. Mann, Baleff)
発売日:2018年02月23日
NMLアルバム番号:TOCC0426
CD価格:1,950円(税込)
20世紀に活躍したドイツ人作曲家の中では、全くその名が知られていないヨーゼフ・シェルプ。彼はジュネーヴで音楽を学び「リストの弟子」としての華麗な経歴をスタート。同時にフライブルク音楽院の教師としても活躍、第一次世界大戦中には作曲家としての名声も勝ち得ていました。しかし1942年に爆撃によって初期の作品が全て消失。一時は落胆したものの、その後復帰。ヒンデミットを思わせる新古典的な作品や、バルトーク風の力強い曲を次々発表。82歳で亡くなるまで、その創作意欲は衰えることがありませんでした。 この第1集には晩年に書かれた3つの作品を収録。どこか懐かしい曲想を持つ「オーケストラのための音楽」が聴きどころです。
収録作曲家:
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シェルプ(1894-1977):
クラリネットによる室内楽作品集 [ブッシュ・コレギウム・カールスルーエ]SCHELB, J.: Chamber Music with Clarinet (Busch Kollegium Karlsruhe)
発売日:2017年08月25日
NMLアルバム番号:TOCC0358
CD価格:1,950円(税込)
ドイツ、カールスルーエに拠点を置き活躍したヨゼフ・シェルプの作品集。シェルプは若いころからピアニストとして活躍しながら、曲を書いていましたが、1942年の爆撃で初期作品のほとんどを失ってしまいます。しかしその後、失われた時間を取り戻すかのように150もの作品を書き上たという作曲家です。 このアルバムにはヒンデミットとベルクから影響を受けたクラリネット作品を収録、1947年に書かれたリズム重視の新古典派風のクラリネット・ソナタから、調性が崩壊寸前の和声が用いられた“新ウィーン楽派”の香りを感じさせる1965年の四重奏曲まで、驚くほどに官能的なメロディとユーモアに満たされた4曲です。
収録作曲家: