フェスカ(フリードリヒ・エルンスト) Fesca, Friedrich Ernst
生没年 | 1789-1826 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「フ」 | NML作曲家番号 | 59726 |
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F.E.フェスカ(1789-1826):
弦楽四重奏曲集 第2集 [アマリリス四重奏団]FESCA, F.E.: String Quartets (Complete), Vol. 2 - Nos. 4, 5, 6, 10, 11, 12, 14, 16 (Amaryllis Quartett)
発売日:2021年02月26日
NMLアルバム番号:777483-2
CD 4枚組価格:6,300円(税込、送料無料)
マクデブルクで生まれたフリードリヒ・フェスカ。音楽愛好家の父と歌手の母を持ち、幼い頃から音楽に興味を示したフェスカは、15歳の時にヴァイオリン協奏曲の公開演奏会を行い好評を博しました。その後はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のヴァイオリン奏者を務めるとともに、当時はまだ珍しかった弦楽四重奏による演奏会を開き、この演奏会のために何曲もの優れた弦楽四重奏曲を作曲しています。 彼の四重奏曲シリーズの第2集となるこの4枚組では、1814年頃から1817年頃までに作曲された作品番号2、4、7、14の7曲と、1825年頃に書かれた作品番号36の全8曲を収録。演奏は2011年プレミオ・パオロ・ボルチアーニ弦楽四重奏国際コンクールで1位を獲得したアマリリス四重奏団。若き奏者たちによる気鋭のアンサンブルです。
収録作曲家:
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F.E.フェスカ(1789-1826):
詩篇103番 Op.26/詩篇9番 Op.21
ダンツィ(1763-1826):
悲劇への序曲「ヴィオラ」
詩篇128番 Op.65/カンタータ「神を讃えよ」 [ユリア・ゾフィー・ヴァグナー(ソプラノ)/アンドレア・チューダク(ソプラノ)/レジーナ・グレーネグレス(アルト)/ローター・オディニウス(テノール)/マティアス・ホルン(バス)/ベルンハルト・ゲルトナー(指揮)/カールスルーエ・バッハ合唱団/カメラータ2000]FESCA, F.E.: Psalms 9 and 103 / DANZI, F.: Psalmus 128 / Preiss Gottes (Karlsruhe Bach Choir, Camerata 2000, Gärtner)
発売日:2019年01月25日
NMLアルバム番号:555073-2
CD価格:2,640円(税込)
1807年6月8日、ドイツの都市カールスルーエにおいて新しいルター派教会の礎石が置かれ、1816年に教会が完成した暁には盛大な祝賀会が開かれました。そして教会完成から100年を経た2016年、カールスルーエに関わりの深い2人の作曲家、ダンツィとフェスカによる「詩篇」の演奏を行い2つの大切な機会を祝したのです。 ダンツィは1812年からカールスルーエ宮廷楽団の音楽監督を務めており、その楽団に在籍していたのがフェスカでした。ダンツィの作品はモーツァルトを思わせる18世紀の伝統を受け継ぐ端正な風情をもっていますが、フェスカの作品は華麗で息の長い旋律が朗々と歌われるロマン派寄りの作風。教会の完成までに要した10年間で、音楽の様式が劇的に変化したことを意識させる興味深い選曲です。設立100周年を迎えるカールスルーエ・バッハ合唱団の輝かしい合唱でお楽しみください。