シュルマン(ジェラルド) Schurmann, Gerard
生没年 | 1924- | 国 | イギリス、オランダ |
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辞書順 | 「シ」 | NML作曲家番号 | 39693 |
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シュルマン(1924-2020):
〈管弦楽作品集〉
ピアノ協奏曲
交響的練習曲「ガウディアーナ」
「マン・イン・ザ・スカイ」
ロマンシング・ザ・ストリングス [ワン・シャイン(ピアノ)、ベン・ジャーノン(指揮)、BBCフィルハーモニック]SCHURMANN, G.: Piano Concerto / Gaudiana / Man in the Sky Overture / Romancing the Strings (Xiayin Wang, BBC Philharmonic, Gernon)
発売日:2024年10月11日 NMLアルバム番号:CHAN20341
CD価格:2,400円(税込)
作曲家、ピアニスト、指揮者のジェラルド・シュルマンは、当時オランダ領東インドのケルトソノ(ジャワ島)で生まれました。家族はスルタンの宮殿に近い場所に住んでおり、そこではしばしばガムラン楽団が演奏していました。この伝統的なインドネシア音楽の五音音階と緻密なリズムは、若きシュルマンに深い印象を残し、その異国情緒は長じてからの作品にも反映されています。1950年代から1960年代にかけて、映画音楽の作曲家として活躍。「ロングアーム」や「黒博物館の恐怖」などの音楽を書き上げました。 このアルバムには彼の4つの作品を収録。「マン・イン・ザ・スカイ」は、同名の映画のためにシュルマンが作曲した演奏会用序曲です。ピアノ協奏曲は2つの楽章から成り、第1楽章は速くて技巧的、第2楽章は瞑想的な性格を持っています。名ピアニストのジョン・オグドンのために作曲され、1973年11月に初演されました。 「ロマンシング・ザ・ストリングス」は、ディズニーの映画『Dr. Syn - Alias the Scarecrow(まぼろし密輸団)』のためにシュルマンが作曲したオリジナルの音楽を主題とした6つの短い変奏曲。アルバムの最後におかれたのは「ガウディアーナ」で、カタルーニャの建築家ガウディの作品にインスパイアされた管弦楽のための交響的練習曲です。 協奏曲でピアノを演奏するの中国出身、現在はアメリカで活躍するピアニスト、ワン・シャイン。これまでの録音は『グラモフォン』誌、BBCミュージック・マガジンなどで高く評価されています。
収録作曲家:
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シュルマン(1924-2020):
〈室内楽作品集 第4集〉
ピアノのための2つのバラード 「ヤナーチェクへのオマージュ」
歌曲集『春の精』 - 中国の詩による
ピアノのための4つの田園前奏曲
フルート・ソナチネ
ウィリアム・ブレイクの6つの歌
ムーンバード - 無伴奏フルートのために [ランドール・ビルズ(テノール)/マーク・ロブソン(ピアノ)/マキシム・ルブツォフ(フルート)/ミハイル・コルジェフ(ピアノ)]SCHURMANN, G.: Chamber and Instrumental Music and Songs, Vol. 4 (R. Bills, M. Rubtsov, M. Robson, Korzhev)
発売日:2021年08月13日 NMLアルバム番号:TOCC0520
CD価格:2,175円(税込)
1924年、旧オランダ領東インド諸島に生まれ、1981年以降ロサンゼルスに拠点を置き活躍しているイギリス系オランダの作曲家ジェラルド・シュルマン。この室内楽作品集第4集には、フルートを用いた作品と歌曲が収録されており、ジャワのガムランの響きから、バルトーク、ブリテンなどの影響を受けた作品を聴くことができます。 鳥の鳴き声を思わせるピアノの音色が特徴的な歌曲集「春の精」、イギリス近代歌曲からの影響が強く感じられる「ウィリアム・ブレイクの6つの歌」や、技巧的なフルートの音色が美しい「ムーンバード」と「フルート・ソナチネ」。そして2012年に作曲された「田園前奏曲」と1980年代の「2つのバラード」の2作のピアノ独奏曲も含まれています。 「春の精」以外は全て世界初録音となります。
収録作曲家:
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シュルマン(1924-):
〈室内楽作品集 第3集〉
ピアノ四重奏曲 第1番・第2番
Two Violins
セレナード [ビーヴァー/パーク/ヴィジャヤン/マウラー/ルー/コルジェフ]SCHURMANN, G.: Chamber Music, Vol. 3 - Piano Quartets Nos. 1 and 2 / Serenade / Two Violins (Beaver, Park, Vijayan, L. Maurer, T. Loo, Korzhev)
発売日:2017年10月27日 NMLアルバム番号:TOCC0336
CD価格:2,175円(税込)
東インド諸島に生まれ、1981年からはアメリカを拠点に活躍しているイギリス系オランダの作曲家シュルマン。これまで2枚の室内楽作品がTOCCATAレーベルからリリースされており人気を博しています。 第3集では2曲のピアノ四重奏曲と、初期の作品「セレナード」そして最新作の「Two Violins」を収録。ヴァイオリン独奏による「セレナード」はブリテンを思わせる抒情性を携えた意欲的な作品。その抒情性は最新作にも変わらず発揮されており、不思議な美しさを醸し出しています。
収録作曲家:
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Music for My Love -
愛する人への音楽 第2集 [ポール・マン(指揮)/ウクライナ祝祭管弦楽団]Orchestral Music - BACRI, N. / CORP, R. / HAUTEKIET, W. / KINSELLA, S. (Music for My Love, Vol. 2) (Ukrainian Festival Orchestra, P. Mann)
発売日:2019年03月15日 NMLアルバム番号:TOCC0370
CD価格:2,175円(税込)
第1集(TOCC-333)に次ぐ、TOCCATA CLASSICSレーベルの創業者、マーティン・アンダーソンが妻ヨディット・テクレに捧げる特別な1枚。テクレが病を宣告されたのは2014年後半のこと。翌年4月に幼い息子を残しこの世を去ってしまった彼女のためにマーティンは友人の作曲家たちに曲を依頼、最終的に100曲以上も寄せられた様々な作品を彼は少しずつ録音し、音源の販売利益を慈善団体に寄付しています。 この第2集には12人の作曲家たちの作品を収録、深い哀しみの共感から生まれた稀有なアルバムです。