カンシーノ(フアン・バウティスタ) Bautista Cansino, Juan
生没年 | 1826-1897 | 国 | |
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辞書順 | 「カ」 | NML作曲家番号 | 389230 |
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カンシーノ(1826頃-1897):
スターバト・マーテル(悲しみの聖母) [ルルド・マルタン(ソプラノ)/コンスタンサ・アビラ(メゾ・ソプラノ)/ルイス・パセッティ(テノール)/カルロス・アルバレス(バリトン)/アルバ・チャンタル(ソプラノ)/マラガ大聖堂合唱団/マラガ・フィルハーモニー管弦楽団/アントニオ・デル・ピノ(指揮)]BAUSTISTA CANSINO, J.: Stabat Mater (Alvarez, Martin, Pacetti, Chantar, Ávila, Coro de Malaga, Coro de Malaga, Pino)
発売日:2021年05月28日 NMLアルバム番号:IBS-62021
CD価格:2,475円(税込)
フアン・バウティスタ・カンシーノは1826年頃にスペインのマラガで生まれた作曲家。マラガ大聖堂のオルガニストを長年務めたという記録が残っていますが、他はほとんど知られていません。 この「スターバト・マーテル」は1854年に初演された作品。1803年の黄熱病の大流行をはじめ、フランスの侵略、内戦などが続き長い間不安定になっていたマラガの人々の心を救うために、大聖堂では日常的に音楽を求めていました。この美しい作品は初演以降すっかり忘れられていましたが、名優アントニオ・バンデラスがプロモートする財団「Fundación Lágrimasy Favores」の援助を受け、2020年の1月にマラガ・フィルハーモニーによって蘇演されました。 演奏にはスペインを代表する歌手たちが参加、中でも名バリトン、カルロス・アルバレスはこの曲に強く魅了されたと言います。イタリア・オペラを思わせるアリアが至るところに散りばめられたロマンティックな曲調の作品です。
収録作曲家: