グリル(スタンリー) Grill, Stanley
生没年 | 1953- | 国 | |
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辞書順 | 「ク」 | NML作曲家番号 | 301171 |
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スタンリー・グリル(1953-):
Und das Lied bleibt schön
そして、その歌は美しいまま [リーザ・ロンバッハ(ソプラノ)/ニコラス・スパノス(カウンターテナー)/パンドルフィス・コンソート(古楽器使用)]GRILL, S.: Vocal Music (Und das Lied bleibt schön) (Rombach, Spanos, Pandolfis Consort)
発売日:2022年03月25日 NMLアルバム番号:Gramola99254
CD価格:2,550円(税込)
この「Und das Lied bleibt schön そして、その歌は美しいまま」は、人生の経験を音楽で表現し、人間の存在の深さを探るというアルバム。用いられているリルケやハイネ、アウルレンダーとアイジンガーのテキストには、どれも痛みや喪失に耐えて、充実した喜びのある人生を手に入れた人々の経験とメッセージが織り込まれたものです。 これらの印象的な歌曲を書いたのは、1953年、アメリカ生まれの作曲家スタンレー・グリル。彼は中世・ルネサンス音楽に傾倒しており、古楽器が用いられた作品を多く発表。この歌曲でもカウンターテナーの歌声とヴィオラ・ダモーレが多用された他、すべては古楽器で演奏されています。ブックレット内には、スタンレー・グリルとパンドルフィス・コンソートのヴィオラ奏者エルズビエータ・サイカ=バヒラーの対談を掲載(ドイツ語、英語)、スタンレーが中世の音楽に魅せられた経緯や、ヴィオラ・ダモーレについての楽器の特性、彼が用いた詩についてなどが語られており、このユニークなアルバムができた経緯がうかがえます。 独唱を務めるのはウィーン出身のソプラノ、リーザ・ロンバッハと、すでに何枚かのアルバムで高く評価されているギリシャ出身のカウンターテナー、ニコラス・スパノス。生き生きとした歌を聞かせています。
収録作曲家: