サントーロ(クラウディオ) Santoro, Claudio

生没年 1919-1989 ブラジル
辞書順 NML作曲家番号 17698
  • 商品番号:8.574486

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    発売日:2024年11月22日

    CD価格:1,900円(税込)

    ブラジル外務省主導のプロジェクト「Brasil em Concerto」は、19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲のブラジル音楽を、ブラジルのオーケストラが演奏・録音する企画です。今後は室内楽と声楽の録音も追加される予定で、多くの作品が世界初録音となります。このアルバムは、14曲の交響曲を遺したクラウジオ・サントロのピアノ・ソナタ全曲を収録した1枚です。 サントロが46年かけて作曲した6つのピアノ・ソナタは、彼の音楽的進化を記録するもの。20代前半の作品である「ソナタ 1942」は、初期の抒情的な作風によるものですが、1945年の第1番からは12音技法の使用が始まり、やがてブラジル民族主義へと発展します。第4番では、ボサノバのリズムを予感させるフレーズも登場し、晩年の第5番は彼が数十年にわたって使用してきたさまざまな表現法を総合したものです。これは初のサントロのピアノ・ソナタ全曲録音で、演奏者アレッサンドロ・サントロは作曲者の息子です。 リオデジャネイロ生まれのアレッサンドロ・サントロは、チャイコフスキー音楽院でピアノを学び、その後ハーグ王立音楽院でチェンバロの修士号を取得、同音楽院の教授に就任しました。現在はサンパウロ州立音楽学校(EMESP)でチェンバロと通奏低音の教授を務めています。また、ラ・プティット・バンドや18世紀オーケストラのメンバーとしてヨーロッパ各地で演奏し、デン・ハーグ・バロック・オーケストラの創設者でもあります。1989年以来、彼は父の作品の編集と出版、およびヴァーチャル・アーカイブの管理を行っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574572

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    サントロ(1919-1989)
    〈交響曲全集 第4集〉
    交響曲 第4番・第6番 詳細ページ
    [ニール・トムソン(指揮)、ゴイアス・フィルハーモニー管弦楽団 他]

    SANTORO, C.: Symphonies (Complete), Vol. 4 - Nos. 4 and 6 (Bittencourt, E. Baldini, Goiânia Symphony Choir, Goiás Philharmonic, N. Thomson)

    発売日:2024年09月27日 NMLアルバム番号:8.574572

    CD価格:1,900円(税込)

    ブラジルを代表するシンフォニストであるクラウジオ・サントロの交響曲全集。この第4集には1950年代の4作品が収録されています。 「愛と平和の歌」はサントロがセリエリズムから民族主義へ移行を試みていた時期の作品。交響曲第4番は彼の作品の中で人気あるものの一つ。ソ連で出版・録音され、ハチャトゥリアンやカバレフスキーが熱烈に支持しました。 交響曲第6番は、緩徐楽章とスケルツォを速い楽章がはさむ4楽章形式の古典的な形式にモダンな音楽を盛り込んだ作品。サントロはまた、いくつかの協奏的作品も作曲しており、1951年のサクソフォンのための「協奏的ショーロ」では彼特有のノリのよいリズムと、巧みなオーケストレーションが映えています。 1959年から1960年にかけて作曲された《ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲》は1980年に改訂、彼自身の指揮で初演。この幻想曲は切れ目のない2つの部分からなり、抒情的な前半部と技巧的な後半部で構成されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10406

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    サントロ(1919-1989)
    〈交響曲全集 第3集〉
    交響曲 第8番
    チェロ協奏曲 詳細ページ
    [マリーナ・マルチンス (チェロ)/デニーシ・ジ・フレイタス (メゾ・ソプラノ)/ニール・トムソン (指揮)/ゴイアス・フィルハーモニー管弦楽団]

    SANTORO, C.: Symphonies (Complete), Vol. 3 - No. 8 / Cello Concerto (D. de Freitas, Marina Martins, Goiás Philharmonic, N. Thomson)

    発売日:2023年07月14日 NMLアルバム番号:8.574410

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,200円(税込)

    ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」。19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲のブラジル音楽をブラジルのオーケストラが演奏、録音するという、これまでになかった大がかりな企画です。その中でもブラジルを代表するシンフォニストであるクラウジオ・サントロの交響曲全集は注目の企画です。 このアルバムには1960年代の作品を収録。この時期は波乱に富んだサントロの人生の中でも特筆に値する激動の時代であり、単に交響曲全集のうちの1枚というだけでなく、その時代を映した選曲がなされていることも興味を惹きます。 1960年、サントロは西ドイツ(当時)政府の招きでケルンを訪れ、その後電子音楽を研究するためにベルリンへ移ります。そこで体調を崩し資金にも難渋したサントロに支援を申し出たのが東ドイツの作曲家連盟で、彼は1961年夏を東ベルリンで迎え、8月13日のベルリンの壁着工を目撃することとなりました。 (曲目・内容欄へ続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574407

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    サントロ(1919-1989)
    南アメリカ幻想曲集
    無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 詳細ページ
    [ナタリア・アウレア(ソプラノ)/クラウディア・ナシメント(フルート)/アルカディオ・ミンチュク(オーボエ)/オバニル・ブオシ(クラリネット) 他]

    SANTORO, C.: Fantasias Sul América / Sonata for Solo Violin (Soloists of the São Paulo Symphony)

    発売日:2023年01月20日 NMLアルバム番号:8.574407

    CD価格:1,900円(税込)

    ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」の1枚。19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲のブラジル音楽をブラジルのオーケストラが演奏、録音するという、これまでになかった大がかりな企画です。このアルバムでは、14の交響曲を含む600曲にものぼる作品を書いたクラウジオ・サントロの室内楽曲を聴くことができます。 1983年、リオデジャネイロで開催された若手音楽家のコンクール用に課題曲を求められたことがきっかけとなり、サントロは15曲から成る「南アメリカ幻想曲集」を作曲しました。当時彼が傾倒していた十二音と無調を基調としつつ、多彩なスタイルを持ち、高度な技巧を要求するこれらの作品は、 現在ブラジルの器楽奏者たちの重要なレパートリーとなっています。またトラック2、4、6、8はブラジリア大学の3人の教授からの依頼で作曲された、オーボエ、ファゴット、クラリネットのための短い作品で「南アメリカ幻想曲」の素材が用いられています。 最後に置かれた 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタは、21歳の若きサントロの実験的な作品。サントロ自身によって初演されており、素材の用い方などは後の「南アメリカ幻想曲」に通じるものがあります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10358

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    サントロ(1919-1989)
    〈交響曲全集 第2集〉
    交響曲 第11番・第12番
    合奏協奏曲/B-A-C-Hによる3つの断章 詳細ページ
    [ニール・トムソン(指揮)/ゴイアス・フィルハーモニー管弦楽団 他]

    SANTORO, C.: Symphonies (Complete), Vol. 2 - Nos. 11 and 12 (Goiás Philharmonic, N. Thomson)

    発売日:2022年11月18日 NMLアルバム番号:8.574406

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,200円(税込)

    ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」。19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲のブラジル音楽をブラジルのオーケストラが演奏、録音するという、これまでになかった大がかりな企画です。 クラウジオ・サントロは、ブラジルの作曲家としては屈指の多さである14曲の交響曲をはじめとした、600作に及ぶ多くの作品を遺しています。こちらのアルバムに収録されているのは、全てサントロの最晩年の10年間に書かれた作品。 合奏協奏曲と「B-A-C-Hによる3つの断章」は、彼が晩年に力を尽くしたブラジルの音楽教育の一環である学生オーケストラのための作品ですが、彼の弦楽器の扱いの巧みさによって充実した響きを持つ作品に仕上がっています。世界初録音となる交響曲第11番は、終楽章の低弦の扱いなどがブラームスの交響曲第1番の冒頭を思わせる音楽であり、アルバム中最も濃密で劇的な作品と言えるでしょう。また交響曲第12番は9人のソリストとオーケストラのための合奏協奏曲の形式で書かれています。 民族主義的音楽から、十二音技法を用いた無調音楽に至る幅広い作風が窺えるこれらの作品からは、彼の音楽的境地が窺えるものです。時に特殊奏法を駆使するソリストたちの演奏にも注目です。 演奏は、前作と同じくニール・トムソンが指揮するゴイアス・フィルハーモニック管弦楽団です。 ※国内仕様盤には木許裕介(日本ヴィラ=ロボス協会会長)氏の日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10284

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    サントロ(1919-1989)
    〈交響曲全集 第1集〉
    交響曲 第5番&第7番「ブラジリア」 詳細ページ
    [ゴイアス・フィルハーモニー管弦楽団/ニール・トムソン(指揮)]

    発売日:2022年03月11日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,200円(税込)

    ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」。19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲の作品をブラジルのオーケストラが演奏、録音するという、これまでになかった大がかりな企画です。 ブラジル独立200周年の2022年、ブラジル音楽史上で最も重要なシンフォニストとされるクラウジオ・サントロの交響曲全曲録音がスタート。パリでナディア・ブーランジェに学んだサントロは、自身の作品にブラジル民謡のイディオムを抽象的に取り入れ、より創造的に発展させた形で表現しました。 1955年作曲、その翌年にリオデジャネイロで初演された「交響曲第5番」はサントロの代表作であり、第1楽章の神秘的な冒頭部分ではブラジル北東部の伝統音楽にみられる増三と短七度の和音を用いながらも、これらはサントロが独自に編み出した対位法の中に組み込まれています。パーカッションが活躍する熱狂的な第2楽章に続き、ブラジルの聖歌が用いられた変奏曲形式の第3楽章、そして終楽章は、ゆったりとした序奏に導かれ、最後に金管が高らかなコラールを奏し壮大に幕を閉じます。 1960年に作曲された「交響曲第7番」はサントロ作品の中でも最も複雑な作品とされており、また作曲家自身のお気に入りでもありました。4つの音符が印象的な第1楽章ではじまり、第2楽章アダージョが続きます。そして活発な第3楽章でも冒頭のモティーフは健在。最終楽章はすべてを統括するかのような多彩なモティーフが現れ、最後は激しいクライマックスを迎えます。 演奏は1980年に創設されたゴイアス・フィルハーモニーと首席指揮者のニール・トムソンが担当。エネルギッシュかつダイナミックな表現で定評があります。 *国内仕様盤には木許裕介(日本ヴィラ=ロボス協会会長)氏の日本語解説が付属します。

    収録作曲家: