キーリー(ロバート) Keeley, Robert
生没年 | 1960- | 国 | イギリス |
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辞書順 | 「キ」 | NML作曲家番号 | 154593 |
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キーリー(1960-):
〈管弦楽作品集〉
2つのオーボエ、コーラングレと弦楽の三重協奏曲
オーケストラのための変奏曲
フルート協奏曲/交響曲 第2番 [ポール・マン(指揮)/マラガ・フィルハーモニー管弦楽団/リエパーヤ交響楽団]KEELEY, R.: Orchestral Music (S. Desbruslais, Turnbull, Sluman, Flanaghan, Málaga Philharmonic, Liepāja Symphony, P. Mann)
発売日:2020年06月26日 NMLアルバム番号:TOCC0462
CD価格:1,950円(税込)
1960年生まれの南ウェールズ出身の作曲家、ロバート(ロブ)・キーリー(1960-)は幼い頃からロンドンの音楽的な生活に親しみ、様々なジャンルから影響を受けてきました。彼の「交響曲第2番」は尖った所もありつつも牧歌的な作品で、時折、ストラヴィンスキーの鋭角的なメロディやティペットのようなの浮遊するリズムが聴こえてきます。「フルート協奏曲」ではフランス流の新古典主義への傾倒をあっさりと告白しており、三重奏曲では、テレマンのテイストがあることも明らかにしています。 また、彼の最近の交響楽作品では、“敬愛するエルガー”の「エニグマ変奏曲」がモデルとなっていることも公表しています。キーリーはこういった直接的な刺激を取り入れながら独自の作品に昇華させ、見事な音楽語法を創り出し、明確さと軽めのタッチ、ダンスやユーモアへの関心を示しています。 「オーケストラのための変奏曲」は、実はこのアルバムの他の曲の録音修了後にスペイン南部のマラガで完成され、ヨーロッパの反対側のリエパーヤで録音し、急遽、追加収録したとのことです。
収録作曲家:
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キーリー(1960-):室内楽曲集
ディスティル
クラリネット・ソナタ
ピアノ三重奏曲 第2番他 [ヴィクトリア・ザメク(クラリネット)/サラ・サーロー(クラリネット)/クリスハットン(クラリネット)/アンドリュー・スパーリング(クラリネット)/キャロライン・ボルディング(ヴァイオリン)/ルース・エーリッチ(ヴァイオリン)/ロブ・キーリー(ピアノ)/クリス・ブラニク(ヴィブラフォン)/アクィナス・トリオ]KEELEY, R.: Chamber Music - Distil / Clarinet Quartet / Piano Trio No. 2 (Samek, Keeley, Brannick, Aquinas Piano Trio)
発売日:2019年07月26日 NMLアルバム番号:8.579046
CD価格:1,900円(税込)
イギリスの現代作曲家、ロブ(ロバート)・キーリー。一つ前の世代のバートウィスルやフィニッシーと同じく“難解で複雑な作品”を書く作曲家として知られています。しかし、彼自身は「室内楽が最も表現力のある形式である」と考えており、例えばピアノ三重奏曲ではハイドン、ショパンの作品を模範にしているとも語っています。そしてクラリネット四重奏曲はモーツァルト作品からインスパイアされているのだそうですが、どことなく雰囲気が感じられるだけで、全く別の作品に仕上がっています。 クラリネット作品では、名奏者ヴィクトリア・ザメクの存在が不可欠であり、成立においても、演奏においても彼女は素晴らしい存在感を見せています。
収録作曲家:
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Twists and Turns
キーリー(1960-):作品集 [ターナー/メリック/ボールディング/エールリヒ/パイパーズ3/キーリー]KEELEY, R.: 4 Anachronistic Dances / 3 Inventions / Diptych (Twists and Turns) (J. Turner, L. Merrick, Balding, R. Ehrlich, Pipers 3, R. Keeley)
発売日:2017年09月29日 NMLアルバム番号:MSV28568
CD価格:2,400円(税込)