マルデーレ(ピエール・ファン) Maldere, Pierre van

生没年 1729-1768
辞書順 NML作曲家番号 123205
  • 商品番号:CKD639

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    『テンドゥッチの試練』
    アイルランドのカストラート、G.F.テンドゥッチにまつわる古典派声楽作品集 詳細ページ
    [タラ・エロート、ピーター・ウィラン、アイルランド・バロック管弦楽団]

    Vocal and Orchestral Music (18th Century) - ARNE, T.A. / BACH, J.C. / FISCHER, J.C. / MOZART, W.A. (The Trials of Tenducci) (Erraught, Whelan)

    発売日:2021年03月12日 NMLアルバム番号:CKD639

    CD価格:2,475円(税込)

    英国諸島を沸かせた波乱の天才――
    人気上昇中の注目歌手と精鋭古楽器陣による古典派傑作選
    変声期前に特殊な手術を受けることにより高音の美声を保ち、18世紀にはオペラの花形だったカストラートには、絶大な名声を誇った者も少なくなく、世紀後半もその人気は衰えませんでした。 モーツァルトと縁のあったラウッツィーニやイタリア半島を席巻したカッファレッリら古典派時代を沸かせた名歌手たちと並んで見逃せないのが、このアルバムの主人公ジュスト・フェルディナンド・テンドゥッチ(1736頃-1790)。イタリア北西部サヴォイア公国で頭角を現し、軽快な美声でロンドンを虜にした彼は、エディンバラでも成功を収めつつ生涯の多くをダブリンで過ごしました。借金や駆け落ちなどでたびたび裁判沙汰に追われながら、何度も舞台に戻っては大喝采を受け、大成功のうちに引退して絶大な名声のなかで亡くなります。 ここでは欧州歌劇界で今最も注目される新進メゾ・ソプラノの一人、ロマン派以降の作品でも絶好調のタラ・エロートがテンドゥッチの名声を振り返る傑作群を披露。 J.C.バッハやジョルダーニ(名高い「カロ・ミオ・ベン」はこの頃の英国で初出版されたばかりか、実はテンドゥッチ得意の持ち歌の一つでした)ら、大陸の作曲家たちの英国における活躍ぶりがうかがえる名品も並ぶ中、英国18世紀を代表する作曲家アーンの大作『アータゼアクシーズ(アルタクセルクセス)』でテンドゥッチが演じた役柄の歌も収録する充実度。 親交のあったモーツァルトとの縁から選曲されている『エクスルターテ・ユビラーテ』も含め、オーボエ独奏やフォルテピアノの巧みな技も光る、アイルランド・バロック管の抜群の解釈にも注目です。