スタンコヴィチ(イーヴェン) Stankovych, Yevhen
| 生没年 | 1942- | 国 | ウクライナ |
|---|---|---|---|
| 辞書順 | 「ス」 | NML作曲家番号 | 83136 |
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スタンコヴィチ(1942-):
〈ヴァイオリンとピアノのための作品集〉
ヴェルホーヴナ高原にて - 三部作
詩曲 - 献呈
天使のタッチ他 [ソロカ/グリーン]STANKOVYCH, Y.: On the Verkhovyna Plateau: Triptych / Poem: A Dedication / The Angel's Touch (S. Soroka, A. Greene)
発売日:2017年04月21日
NMLアルバム番号:TOCC0402CD価格:2,175円(税込)
ウクライナ生まれのイーヴェン・スタンコヴィチは、現代ウクライナにおける最も重要な作曲家として多くの賛辞を得ています。彼はキエフ音楽院でボリス・リャトシンスキーとミロスワフ・スコリクから作曲を学び、10曲以上の交響曲(室内交響曲含む)、6つのバレエ、3つのヴァイオリン協奏曲、室内楽曲、そして映画音楽などを作曲しました。また1998年からはキエフ音楽院の作曲科の教授も務め、後進の指導にあたっています。 彼の作品には「ロシア・アヴァンギャルト」のような前衛性も、強制された「国家への忠誠心」もあまり感じられません。このヴァイオリン作品集も、大半の曲がシマノフスキのような叙情性を帯びています。しかし、2014年に作曲された「マイダン・フレスコ」だけは、その前年、キエフの広場で市民たちが抗議運動を行った際の情景を描いた特異な作品。悲しみ、怒号飛び交う衝撃的な音は、ウクライナの人々に強い共感と涙をもたらしました。
収録作曲家:
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スタンコヴィチ(1942-):
交響曲 第1番・第2番「英雄的」・第4番 [ウクライナ国立響/クチャル]STANKOVYCH, Y.: Symphonies Nos. 1, 2 and 4 (Ukraine National Symphony, Kuchar)
発売日:2014年12月24日
NMLアルバム番号:8.555741CD価格:1,900円(税込)
ウクライナ生まれのイーヴェン・スタンコヴィチ(1942-)は、この国の最も重要な現代作曲家として多くの賛辞を得ています。彼はキエフ音楽院でボリス・リャトシンスキーとミロスワフ・スコリクから作曲を学び、12曲の交響曲、5つのバレエ、協奏曲、室内楽曲、そして映画音楽を多数作曲し、1998年からはキエフ音楽院の作曲家の教授を務め、後進の指導にあたっています。 彼の作品からは、わかりやすい「ソ連への忠誠心」というものは感じられず、それ故に演奏されることもほとんどなく、このアルバムに収録された3つの作品もすっかり忘れ去られてしまっています。この3つの作品のうち、1973年に書かれたシンフォニア・ラルガはシュニトケへの伏線であり、自由な音が乱舞しています。1975年の交響曲第2番「英雄的」は、拡大されたパーカッション・パートを持つ大規模な作品。チェレスタはピアノ、ハープなども使われ悲痛な面持ちを感じさせますが、根底に流れるのは勝利を願う強い意志でしょう。1977年の第7番「シンフォニア・リリカ」はまた静かな世界を感じさせるスクリャービンを思わせるような「新ロマン主義」に属する音楽です。すっかりお馴染みとなったクチャルの説得力溢れる演奏です。
収録作曲家:
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〈ウクライナからのポストカード 第2集〉
室内楽作品集
コセンコ、リャトシンスキー、
スタンコヴィチ、バルヴィンスキー [マルキヤン・メルニチェンコ、ジョセフィン・ヴェインズ、ピーター・デ・ヤーガー、ステュワート・ケリー]Postcards from Ukraine, Vol. 2: Chamber Music -BARVINSKY, V. / KOSENKO, V.S. / LYATOSHINSKY, B.M. (Melnychenko, Vains, de Jager, Kelly)
発売日:2025年11月28日
NMLアルバム番号:TOCN0043CD価格:2,325円(税込)
TOCCATAレーベルの人気シリーズ『ウクライナからのポストカード』。第1集(TOCN0040)ではヴァイオリン小品を通してウクライナ音楽の魅力を紹介しましたが、第2集では4人の作曲家による室内楽作品を収録し、独自の音楽的アイデンティティがいかに形成されたかを描き出します。 彼らは皆、権威主義体制による弾圧の影響を受けており、なかでもバルヴィンスキーは、ソ連当局により楽譜を破棄され、収容所で10年間の強制労働に従事させられました。釈放後、作品の復元に努めたパルヴィンスキーですが、それを成し遂げる前に世を去ってしまいます。輝かしい出来栄えのピアノ三重奏曲の存在は、失われてしまったものと、見いだされるのを待っているであろう作品に対する想像をかきたてます。
