E.フランク(エドゥアルド) Franck, Eduard
生没年 | 1817-1893 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「フ」 | NML作曲家番号 | 81683 |
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エドゥアルド・フランク(1817-1893):
ピアノ協奏曲 第1番&第2番 [ゲオルク・ミヒャエル・グラウ(ピアノ)/ファウジ・ヘイモア(指揮)/ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団]発売日:2021年03月26日
CD価格:2,475円(税込)
19世紀当時、プロイセン、シレジアのブレスラフに生まれたエドゥアルド・フランク。裕福な家に生まれた彼は、幼い頃からドイツの著名人らと交流を持ち、とりわけメンデルスゾーンからは私的な指導を受けることができ、強い影響を受けました。1845年から1851年にケルンに拠点を移した後、ケルン音楽院で教鞭を執り、教育者として高く評価されましたが、容易に作品の出版を承認しなかったため、作曲家としての高い名声を獲得することができませんでした。 このアルバムに収録された2曲のピアノ協奏曲の中で、第1番は、1849年頃に作曲された彼の初の大規模なオーケストラ作品であり、嵐を思わせる激しい主題が印象的です。第2番は手稿譜のみが残された1879年の作品で、このアルバムが初録音となります。
収録作曲家:
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エドゥアルド・フランク(1817-1893):
ピアノ三重奏曲 Op.22他 [サミュエル・アシュケナージ/イェフダ・ハナニ/ジェームズ・トッコ]FRANCK, E.: Piano Trio No. 2 / Cello Sonata No. 2 / Violin Sonata No. 2 (Ashkenasi, Hanani, Tocco)
■室内楽
発売日:2013年01月23日
CD価格:1,900円(税込)
プロイセン王国の州都であったヴロツワフ(現在はポーランド領)の裕福な銀行家の家庭に生まれたエドゥアルド・フランク(1817-1893)。彼はメンデルスゾーンに音楽を師事するだけでなく、親しい友人として彼と連弾コンサートを催すなど、強い影響を受けました。またシューマンとも親交を結んだことでも知られています。 彼の作品は聴いてわかる通り、当時の気風を見事に表現したロマンティックなものばかりですが、何しろ彼はピアニストとしてだけでなく、教師としても優秀であったため、こちらの仕事に時間を取られてしまい、作曲する時間を存分に作ることができなかったようで、それが現在の知名度の低さに結びついているようです。ここでじっくり彼の作品に耳を傾けてみてください。溢れるばかりの旋律に満ちた三重奏、見事な構成を持つチェロ・ソナタ、そして美しすぎるヴァイオリン・ソナタ。ため息ものです。
収録作曲家: