ナプラヴニク(エドゥアルド) Nápravník, Eduard
生没年 | 1839-1916 | 国 | |
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辞書順 | 「ナ」 | NML作曲家番号 | 71698 |
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ナプラヴニク(1839-1916):
ピアノ四重奏曲 Op.42
ヴァイオリン・ソナタ Op.52 [オリヴァー・トリンドル(ピアノ)/ニーナ・カーモン(ヴァイオリン)/ディヤン・メイ(ヴィオラ)/ユストゥス・グリム(チェロ)]NÁPRAVNÍK, E.: Piano Quartet / Violin Sonata (Triendl, Karmon, Diyang Mei, Grimm)
発売日:2022年09月30日 NMLアルバム番号:555405-2
CD価格:1,800円(税込)
チェコ出身の作曲家・指揮者エドゥアルド・ナプラヴニク(ナープラヴニーク)。14歳で両親を失うも、プラハでオルガンを学び名をあげた彼は、1861年にロシアから招かれサンクトペテルブルクで貴族の私設オーケストラの指揮者に就任します。以降着々と実力を高め、1869年にはマリインスキー劇場の首席指揮者に就任。1916年までおよそ半世紀にわたり同歌劇場オーケストラを指揮、リムスキー=コルサコフを始めとした数多くの歌劇作品の初演を行うなど、ロシアの音楽シーンに大きな貢献をしました。 オーケストラの楽器の音色を知り尽くしたナプラヴニクは、小さな楽器編成の作品にもその特性を生かし、極めて色彩豊かな響きを持つ音楽を書き上げました。このアルバムに収録された2作品も、チャイコフスキーを思わせる息の長い情熱的なメロディと、ポリフォニックな仕上がりを特徴としています。 ピアノのオリヴァー・トリンドルとヴァィオリンのニーナ・カーモンを中心とする、ドイツで活躍する名手たちによる演奏です。
収録作曲家:
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ナプラヴニク(1839-1916):
〈室内楽作品集 第1集〉
ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調 Op.52
ヴァイオリンとピアノのための組曲 Op.60
ヴァイオリンとピアノのための4つの小品 Op.64 [ラナ・トロトヴシェク(ヴァイオリン)/ルドミル・アンゲーロフ(ピアノ)]NÁPRAVNÍK, E.: Chamber Music, Vol. 1 (Trotovšek, Angelov)
発売日:2020年07月17日 NMLアルバム番号:TOCC0305
CD価格:1,950円(税込)
チェコ生まれのナプラヴニク(1839-1916)は、19世紀のロシア音楽界で指揮者として華々しく活躍しました。中でもマリインスキー劇場の首席指揮者として有名であり、彼はこの劇場でムソルグスキーの歌劇《ボリス・ゴドノフ》を初演した他、チャイコフスキーの6作品や、リムスキー=コルサコフの9作品など、多数のロシアの重要なオペラの初演を指揮しました。自作も数多く残していますが、現在ではこれらの作品は、あまり顧みられることがなくなっています。 しかし、ここに収録されたヴァイオリンとピアノのための3つの作品はいずれもおおらかで優しく、チャイコフスキーを思わせる情熱的なメロディで溢れています。作品の再発見による正しい評価が待たれる作曲家の一人です。
収録作曲家: