サルヴィウッチ(イディッタ・パルパリオーロ) Salviucci, Iditta Parpagliolo
生没年 | 1904-1994 | 国 | |
---|---|---|---|
辞書順 | 「サ」 | NML作曲家番号 | 432382 |
-
ジョヴァンニ・サルヴィウッチ(1907-1937)&
イディッタ・サルヴィウッチ(1904-1994):
歌曲集と室内交響曲 [セレナ・コロンベーラ(ソプラノ)/グイド・サルヴェッティ(ピアノ)/ティト・チェッケリーニ(指揮)/スイス・イタリア語放送管弦楽団]SALVIUCCI, G. and I.P.: Early 20th-Century Songs from Rome / Chamber Symphony for 17 Instruments (Colombera, Salvetti, Ceccherini)
発売日:2022年12月16日 NMLアルバム番号:CDS7966
CD価格:2,175円(税込)
2つの世界大戦の狭間にローマで活躍した2人の作曲家の作品を収録したアルバム。 イディッタ・サルヴィウッチ(旧姓パルパリオーロ)はサンタ・チェチーリア音楽院で、レスピーギの妻エルザ・オリヴィエーリ=サンジャコモに師事したこともあり、レスピーギに強い関心を抱いていました。1932年に出版された「3つの愛の歌」は東洋的な味わいを持つ洗練された作品。師に捧げられました。詩を書いた「フクコ」とはイタリアの詩人アッティリア・プリナ・ポッツィのペンネームで、日本語の詩を翻訳したものと言われています。 その後、イディッタは1934年に当時人気急上昇中の作曲家ジョヴァンニ・サルヴィウッチと結婚し3人の子供をもうけましたが、1937年にジョヴァンニは30歳で早世してしまいます。このアルバムにはジョヴァンニの歌曲と、1933年作の「17楽器のための室内交響曲」も収録。こちらはカゼッラに師事し、当時ヨーロッパで流行していた新古典主義の様式を踏襲したジョヴァンニの高度な作曲技法が味わえる作品です。