プーマラ(ヴェリ=マッティ) Puumala, Veli-Matti
生没年 | 1965- | 国 | フィンランド |
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辞書順 | 「フ」 | NML作曲家番号 | 29391 |
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ヴェリ=マッティ・プーマラ(1965-):
歌劇「アンナ・リーサ」 [ユントゥネン/ヒュンニネン/タピオラ・シンフォニエッタ/ヘルシンキ室内合唱団/セーデルブルム]PUUMALA, V.-M.: Anna Liisa [Opera] (Juntunen, Hynninen, Tapiola Sinfonietta, Helsinki Chamber Choir, Söderblom)
発売日:2015年05月27日 NMLアルバム番号:ODE1254-2D
CD 2枚組価格:3,525円(税込、送料無料)
フィンランドの現代作曲家、ヴェリ=マッティ・プーマラ(1965-)の歌劇「アンナ・リーサ」の世界初演時の録音です。プーマラは現在シベリウス・アカデミーの作曲科の教授で、自身の作品は器楽曲、声楽曲のほかに電子音楽が数多くあります。ヨーロッパ・モダニズムのスタイルに属し、常に新鮮で革新的な音を模索している人です。 この作品はフィンランドの作家ミンナ・カント(1844-1897)の戯曲を元にして書かれたもので、豊かな家庭の娘アンナ・リーサは、農場の働き手ミッコとの情事の末、生まれた子どもを殺害してしまいます。その秘密を隠したまま他の男と結婚しようとするアンナを脅迫するミッコとその母フッソ。当時の女性の社会的地位の低さをはじめとした様々な問題を突きつけてくるような、激しい問題作を、プーマラは緊張感に満ちた音楽で描き出します。時にはシュトラウスの「エレクトラ」を思わせる狂乱と激しさに圧倒されること間違いありません。
収録作曲家: