ファールバッハ(フィリップ) Fahrbach, Philipp
生没年 | 1815-1885 | 国 | |
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辞書順 | 「フ」 | NML作曲家番号 | 26038 |
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ファールバッハ1世(1815-1885)
ファールバッハ2世(1843-1894):
ポルカ、ワルツと行進曲集 [クリスティアン・シモニス(指揮)/ニュルンベルク交響楽団]FAHRBACH, Sr. and Jr., P.: Waltzes / Marches / Polkas (Nuremberg Symphony, Simonis)
発売日:2021年03月26日 NMLアルバム番号:555179-2
CD価格:2,475円(税込)
19世紀ヨーロッパで大流行したウィンナ・ワルツ。このアルバム収録曲の作曲家、フィリップ・ファールバッハ親子は、ヨハン・シュトラウス1世やヨーゼフ・ランナーから認められたワルツ作曲家でした。父のファールバッハ1世は幼少期から音楽の才能を示し、10歳の時にヨハン・シュトラウス1世の楽団に所属、フルート奏者を務めています。20歳の時に独立し、自身のオーケストラとともに演奏旅行を続け、シュトラウス1世の没後はウィーンの宮廷舞踏会音楽監督を引き継ぎ、更にワルツを広めました。 彼の息子ファールバッハ2世は11歳の時に指揮者として演奏会を行い、やがて父のオーケストラを引き継ぎ活躍、ヨハン・シュトラウス2世の良きライバルとして名を馳せます。しかし、楽譜の保存状態が悪かったためか、2人の作品は演奏機会を逸してしまい、現在ではほとんど演奏されることがありません。 このアルバムでは、彼らの作品の中で最も知名度が高い、2世のフランス風ポルカ「カーレンベルクの村で」を含む、香り高い14曲のポルカ、ワルツと行進曲を楽しめます。