ベルティーニ(アンリ) Bertini, Henri
生没年 | 1798-1876 | 国 | |
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辞書順 | 「ヘ」 | NML作曲家番号 | 25777 |
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ベルティーニ(1798-1876):
九重奏曲 ニ長調 Op.107
大三重奏曲 イ長調 Op.43 [リノス・アンサンブル]BERTINI, H.: Nonetto / Grand Trio (Linos Ensemble)
発売日:2021年09月24日 NMLアルバム番号:555363-2
CD価格:1,800円(税込)
現在、練習曲の作曲家として知られるアンリ・ベルティーニ、2つの室内楽作品ロンドンでフランス人の両親の元に生まれたアンリ・ベルティーニは生後6か月でパリに移住し、父と兄(ムツィオ・クレメンティの弟子だった)から音楽の教育を受け、すぐに才能を開花させました。彼の父は12歳のベルティーニを神童としてイギリス、オランダ、フランダース、ドイツのツアーに連れ出し、各地で熱烈な歓迎を受けたということです。その後パリに戻り、フランツ・リストとコンサートを行う他、ショパンの友人のチェリスト、オーギュスト・フランショームともコンサートを行っています。当時は、作曲家、教師として広く称賛されましたが、穏健な作風を持つ保守的な作品は、没後ほとんど演奏の機会を逸してしまいました。 このアルバムに収録された2作品はベルティーニの作品の中でも比較的知られているもので、1825年頃に出版されたピアノ三重奏曲はシューマンが『新音楽時報』にレビューを書き「流麗なハーモニーを持つ曲」と評価、「香りのよりパリのフレーズはまるでサテンやシルクのような感触を持つ」と続けました。 また1835年に作曲された九重奏曲は、初演時にベルリオーズが大絶賛し、日刊紙「ル・ジャーナル・デ・デバ」に記事を寄せています。 知られざる作品の復活に力を注ぐリノス・アンサンブルの演奏で。
収録作曲家: