ガリーニン(ゲルマン・ゲルマノヴィチ) Galynin, German Germanovich
生没年 | 1922-1966 | 国 | |
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辞書順 | 「カ」 | NML作曲家番号 | 19523 |
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ガリーニン(1922-1966):
弦楽のための作品全集
ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのスケルツォ
ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのアリア
弦楽オーケストラのための組曲
弦楽四重奏曲 第1番・第2番 [ロシア音楽院オーケストラ/イヴァン・ニキフォルチン(指揮)/アナスタシア・ラティシェヴァ(ヴァイオリン) 他]GALYNIN, G.G.: Works for Strings (Complete) (Latysheva, Academy of Russian Music, Nikiforchin)
発売日:2020年08月14日 NMLアルバム番号:TOCC0514
CD価格:1,950円(税込)
ロシアの地方都市、トゥーラ出身のヘルマン(ゲルマン)・ガリーニン。家族を失い孤児院で育つも、ピアノと民族楽器を学びモスクワ音楽院へ進みます。そしてバルバロッサ作戦の開始とともに陸軍に入隊、軍のための音楽を作曲し、活躍しました。その後はモスクワ音楽院に復帰しショスタコーヴィチとミヤスコフスキーに師事。才能を開花させたガリーニンは1950年に作曲した「叙事詩」でスターリン賞を受賞するなど、当時のでソヴィエトで高く評価されています。ところが1951年に統合失調症を発症、病と闘いながら曲を書き続けました。 自由奔放な作風で知られますが、1957年に書かれた彼の最後の室内楽作品「弦楽四重奏曲第2番」では、悲しみと諦観に支配された音楽が展開します。
収録作曲家: