Welling-Tone
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Fantaisie de Servais -
ファンタジー ドゥ セルヴェ
《Cellist - Composer Collection II》 [林 裕]Cello and Piano Recital: Hayashi, Yutaka / Satake, Yusuke - GREGOIR, G. / POORTEN, A. / SERVAIS, A.F. (Fantaisie de Servais)
発売日:2018年11月16日 NMLアルバム番号:NYCC-13008
CD国内盤価格:2,860円(税込)
【平成30年度(第73回)文化庁芸術祭 参加作品】
初版から150年の時を経て世界初録音
チェロが歌い上げるオペラ・ファンタジーの世界―― セルヴェ音楽大使の林 裕さんは、今や誰よりもセルヴェを知る人です。
(セルヴェ協会会長 ペーター・フランソワ) チェロのパガニーニと呼ばれたセルヴェは、オペラの旋律を使ったヴィルトーゾ・ファンタジーを数多く作曲しました。彼の演奏はストラディヴァリで朗々と歌わせ、高い技術で驚かせるだけでなく、優雅でうっとりさせるスタイルだったそうで、ベルリオーズも絶賛しています。1842年3月28日のウィーンフィルの創立記念演奏会でソリストを務めた事や、生まれ故郷の教会広場に8メートルもある像が聳え立っている事から、当時の人々からの尊敬の大きさを伺い知る事ができます。
林 裕 YUTAKA HAYASHI(チェリスト)
東京芸術大学音楽学部卒。1992年第52回日本演奏連盟新人演奏会で名古屋フィルと共演し、日本演奏連盟賞、中日賞を受賞。1993年大阪フィルハーモニー交響楽団首席チェロ奏者に就任。(~1996年)同年に開かれた、62回日本音楽コンクールで第1位・黒柳賞を、さらに読売新人音楽賞も受賞し、一躍注目を集めた。
これを契機に、ソリストとして活発な演奏活動を展開。協奏曲のソリストとしての起用も数多く国内外びオケと多数共演。中でも、94年朝比奈
隆指揮=大阪フィル定期演奏会における、ドヴォルザーク・チェロ協奏曲の演奏は絶賛を博した。
1996年アフィニス文化財団及びローム・ミュージックファンデーションの奨学生に選ばれ、ドイツ・フライブルク音楽大学大学院留学、首席修了。青山音楽賞、松方ホール音楽大賞、兵庫県芸術奨励賞、名古屋市民芸術祭賞、神戸市文化奨励賞、神戸灘ライオンズ音楽賞、名古屋音楽ペンクラブ賞、大阪文化祭賞グランプリ、音楽クリティッククラブ賞本賞、文化庁芸術祭新人賞、文化庁優秀賞(2回)を受賞。また兵庫県芸術文化センターシリーズの年間支持率No.1になった。
CD「SOLO ist」にシュタルケルが賛辞を寄せた他、レコード芸術の特選盤になった。チェロを林
良一、堀江
泰氏、三木
敬之、R・フラショ、B・ペルガメンシコフ、C・ヘンケルの各氏に師事。「いずみシンフォニエッタ大阪」のメンバー。相愛大学、神戸女学院大学非常勤講師。泉の森コンクール審査員。チェリストが書いた作品を広める“Cellist-Composers Collection”をライフワークにしている。