和包丁特集

和包丁

和包丁の製法は?
和包丁の製法は大きくわけて本焼と霞(付け鋼)とにわかれます。
本焼とは鋼の無垢が材料で霞とは鋼と軟鉄を鍛接したものが材料です。

伝統工芸士作業風景

本焼の和包丁の利点とは?
本焼の和包丁の利点は切れ味が長持ちして刃研ぎにより型崩れが少ない点です。欠点としては製法が難しい為、製品にばらつきがでる点や刃が非常に硬い為に小刃欠け(刃先が小さく欠ける事)したり研磨に時間がかかる事、価格が高価な事などです。本焼の和包丁はかなりの経験と技量を持った人でないと本来の利点を生かせずに欠点だらけの包丁になります。
霞(付け鋼)の包丁の利点とは?
霞(付け鋼)の包丁は本焼に比べ比較的価格も安価で裏に鋼、 表に軟鉄を鍛接している為研磨が安易で大きく欠けにくい利点があります。しかし切れ味が本焼に比べ長持ちしない点や2種類の異なった鋼材を鍛接いる為、 時間が経過すると包丁が曲がるなどの欠点があります。
自分に合った包丁を選ぼう!
どちらの製法で作った包丁一長一短がある為、使用する人の力量に合った包丁を選ぶ事が大切です。
また最近はステンレス系の鋼材を使用した包丁も各メーカーから発売され従来の日本鋼より硬くてサビに強いステンレス鋼の特徴を生かした 包丁も多く見られます。
ステンレス和包丁の砥石の選択とは?
ステンレス系の和包丁は普通の鋼(鉄)に比べると高度が高いので、砥石によっては滑って研ぎにくいこともあります。特にステンレスの本焼きを研ぐ場合はセラミック系の砥石を使ったり人造の砥石を使う場合でも研磨力の高い物を使う方が研ぎやすいと思います。
人造の中砥石ではキングのハイパー(軟口)、セラミック系では、セラミック用砥石や粒度♯1000〜♯2000位の砥石がお勧めです。⇒お勧めの砥石特集はこちらをご覧ください!


和包丁の寸法表示について
和包丁の寸法表示について
和包丁には刺身包丁や薄刃包丁などのマチ付きと出刃や鰻裂などのマチ無しがありますが、マチ付きの包丁は先からマチまでの寸法を表示、マチ無しの包丁は刃渡り(アゴから先まで)の寸法を表示してあります。
(洋包丁はすべて刃渡り寸法を表示しています。)


当店で一番人気の堺孝行ブランドを中心に和包丁の特徴を説明していきます!

お奨めサイズ
正夫 元々は関西型の刺身包丁だが現在は全国的、関西では正夫(しょうぶ)関東では柳刃ともいう。
240o〜
300o
蛸引 元々関東型の刺身包丁だが最近は柳刃に押されて使う人が減ってきている。
240o〜
300o
ふぐ引 ふぐ等の薄造り用で柳刃より幅も厚みも薄い。別名テッサ包丁ともいう。
240o〜
300o
出刃 魚や鳥を卸す物だが厚みや長さによってかなりの種類に分かれ用途は広い。
150o〜
240o
鎌型薄刃 関西型の野菜切で小さい物は面取りなどの細工包丁として使う。
165o〜
240o
薄刃 関東型の野菜切で一般的には片刃だが地方によって両刃の物もある。
165o〜
240o
江戸裂 関東型の鰻裂、他に大阪型、京都型、九州型、名古屋型など多数ある。
150o〜
240o
骨切 鱧等の小骨の多い魚の骨を細かく切る為の専用包丁。
240o


和包丁シリーズ別ラインナップ
銀巻 本焼青二鋼 本焼
銀巻き包丁 本焼青二鋼包丁 本焼包丁

刃の材質 安来青紙2号(鋼系)

柄の仕様 銀巻黒丹八角水牛柄

刻銘 堺孝行青二鋼

刃の材質 安来青紙2号(鋼系)

柄の仕様 黒丹八角水牛柄

刻銘 堺孝行本焼青二鋼

刃の材質 安来白紙2号(鋼系)

柄の仕様 水牛朴柄

刻銘 堺孝行本焼

本焼両鏡面仕上げの包丁に純銀付柄・銀巻サヤを取り付け、錦袋と桐箱に入れてお届けする最高級和包丁セットです。 日本刀の流れを継ぎ、鏡面研及び黒丹八角柄の最高峰の和包丁です。 安来の白三鋼を使用し、摩擦性にも優れ、本焼き独自の波紋も美しい価値のある逸品です
 
シェフ本焼 特殊鋼本焼 紫電
シェフ本焼包丁 紫電包丁

刃の材質 安来銀紙3号(ステン系)

柄の仕様 水牛八角朴柄

刻銘 堺孝行為

刃の材質 安来銀紙3号(ステン系)

柄の仕様 水牛六角半丸朴柄

刻銘 堺孝行銀誂

刃の材質 安来銀紙3号(ステン系)

柄の仕様 デザートアイアンウッド

刻銘 登録 孝行

耐久性・摩耗性の秀でた特殊ステンレス鋼を本焼にする事により特性をさらに向上させました。 シェフ本焼シリーズの特性を維持しつつ製法を工夫して低価格を実現させた正夫だけのシリーズ。 シェフ本焼シリーズの特性を維持しつつ製法を工夫して低価格を実現させた正夫だけのシリーズ。
 
杉原モデル ダマスカス鋼 銀三割込み
杉原モデル包丁 ダマスカス鋼包丁 銀三割込み包丁

刃の材質 モリブデン鋼(ステン系)

柄の仕様 デザートアイアンウッド

刻銘 SAKAI TAKAYUKI

刃の材質 ダマスカス鋼銀三割込み

柄の仕様 水牛八角朴柄

刻銘 堺孝行為

刃の材質 ステン銀三割込み

柄の仕様 黒丹水牛八角朴柄

刻銘 堺孝行為

次世代に向かって新たなデザインを和包丁に取り入れた、これまでに無かった美しい包丁です。 高級ステンレス材のダマスカス鋼に銀三鋼を割り込ませた独特の波紋が美しい魅せる包丁です。 銀三鋼をステンレス鋼で挟み込んだ三層鋼を鋳造したサビに強く波紋も美しい本格的和式シリーズ。
 
イノックス PC柄和包丁 龍彫刻入
イノックス包丁 PC柄和包丁 龍彫刻入包丁

刃の材質 モリブデン鋼(ステン系)

柄の仕様 水牛朴柄

刻銘 堺孝行

刃の材質 モリブデン鋼(ステン系)

柄の仕様 プラスチック樹脂柄

刻銘 堺孝行為

刃の材質 安来白紙3号(鋼系)

柄の仕様 一位半丸水牛朴柄

刻銘 龍の手彫り装飾

さびに強い特殊鋼を使いながらも、お買い求め易いように価格を低く抑えた普及品の和包丁です。 衛生面と耐久性を考えて従来の木柄からプラスチック特殊樹脂(耐熱170℃)に変更したサビにも強い新シリーズです。 安来の白二鋼を使用した高級品の和包丁に重厚な龍を彫刻した価値ある逸品です。
 
四季彩 魚包丁 青二鋼鏡面
四季彩包丁 魚包丁 青二鋼鏡面包丁

刃の材質 安来鋼・モリブデン鋼

柄の仕様 ウレタン塗装

刻銘 堺孝行彩

刃の材質 安来鋼〔鋼系)

柄の仕様 P朴柄

刻銘 無

刃の材質 安来青紙2号

柄の仕様 水牛半丸朴柄

刻銘 堺孝行青鏡

移り行く四季の様に色鮮やかな柄やサヤを取り付けた贈り物などにふさわしい包丁です。 おしゃれでかわいい魚の形の手造り包丁です。テーブルナイフや果物のナイフにご使用できます。 青二鋼の包丁の表を鏡のように丹念に磨いて、サビや汚れが付きにくい様に仕上げました。
 
特上鏡面 青二鋼 手研本刃付
特上鏡面包丁 青二鋼包丁 手研本刃付包丁

刃の材質 安来白紙2号(鋼系)

柄の仕様 水牛八角朴柄

刻銘 堺孝行白鏡

刃の材質 安来青紙2号(鋼系)

柄の仕様 水牛朴柄

刻銘 堺孝行青二鋼

刃の材質 安来白紙2号(鋼系)

柄の仕様 水牛八角朴柄

刻銘 堺孝行手研

特上(白二鋼)の包丁の表のような丹念に磨いて、サビやよごれがつきにくい様に仕上げました。 包丁に使われる鋼の中では最高峰といわれる安来青二鋼を使用し、(甘切れ)する総火造りの最高級包丁です。 安来の白二鋼を使用し、研ぎ職人による本刃付仕様で全製品木サヤ及び、黒丹ピン付きの和包丁です。
 
うずしお 特上 本霞研
うずしお包丁 特上包丁 本霞研包丁

刃の材質 安来白紙2号(鋼積層材)

柄の仕様 水牛朴柄

刻銘 堺孝行為

刃の材質 安来白紙2号(鋼系)

柄の仕様 水牛朴柄

刻銘 堺孝行別誂

刃の材質 安来白紙3号(鋼系)

柄の仕様 水牛朴柄

刻銘 堺孝行上作

8層の鋼と8層の鉄を交互に重ね、高度と研ぎやすさを両立し、切れ刃が水面に墨を流した様に美しく見える和包丁です。 安来の白二鋼を使用し、上研で本職用のベストセラーの和包丁です。 安来の白三鋼を使用し、本霞研で仕上げた本職用の和包丁です。
 
霞研水牛柄 霞研 改良霞研
霞研水牛柄包丁 霞研包丁 計量霞研包丁

刃の材質 安来白紙3号(鋼系)

柄の仕様 水牛朴柄

刻銘 堺孝行

刃の材質 安来白紙3号(鋼系)

柄の仕様 P朴柄

刻銘 堺孝行

刃の材質 安来黄紙(鋼系)

柄の仕様 P朴柄

刻銘 堺孝行

安来の白鋼を使用し、柄は天然の水牛角付柄を取り付けました。 案来の白二鋼を使用し、安価でお届けする普及品の和包丁です。 安来の黄鋼を使用し、低価格で業務用から家庭用まで幅広くご使用頂けます。
 
立研 特殊刃物 特殊刃物
立研包丁 特殊刃物1包丁 特殊刃物2包丁

刃の材質 安来白紙3号(鋼系)

柄の仕様 水牛朴柄

刻銘 堺孝行

刃の材質 安来白紙3号(鋼系)

柄の仕様 

刻銘 堺孝行

刃の材質 安来黄紙(鋼系)

柄の仕様 合板

刻銘 堺孝行

安来の黄鋼を使用し、研ぎがやや粗目仕上げの和包丁です。