ワーナール(ブラッド)
| 生没年 | 1950- | 国 | |
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| 辞書順 | 「ワ」 | NML作曲家番号 | 303453 |
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〈金管楽器のための協奏曲集〉
チック・コリア(1941-2021):
トロンボーン協奏曲
ワーナー(1950-):
コルネット協奏曲
ヒグドン(1962-):
ロー・ブラス協奏曲 [ホセ・シバハ、ジョセフ・アレッシ、ジャンカルロ・ゲレーロ、ナッシュヴィル交響楽団]発売日:2025年12月12日
NMLアルバム番号:8.559895CD価格:2,100円(税込)
ジョゼフ・アレッシが吹くチック・コリアの遺作トロンボーン協奏曲、管弦楽版初録音!金管楽器をフィーチャーした現代アメリカの協奏曲を収めたアルバム。 注目はジャズの巨匠チック・コリア最後の作品の1つとなったトロンボーン協奏曲です。これは1985年からニューヨーク・フィルの首席奏者を務めているトロンボーン界のレジェンド、ジョゼフ・アレッシが、ピアニスト小曽根真を通じて委嘱したもの。コリアのアレンジャーを長年務めたジョン・ディクションによるオーケストレーションを経て、2021年9月にサンパウロで初演、2022年にはギルバート指揮の都響と日本初演を行い大喝采を浴びています。コリア自身初演への参加を望んでいましたが、2020年後半に曲が完成した直後から闘病生活が始まり、翌年2月、実演を聴くことなく世を去りました。曲はトロンボーン1本のインプロヴィゼーションで始められた後、最後までソロが活躍し続け妙技をたっぷりと味わえるもの。トロンボーンが持つ抒情性、パンデミック初期の世界の混沌、ラテン的な色彩感などが盛り込まれ、ところどころに顔を出すコリアらしいフレーズはもちろん、非常に新鮮な響きも聴かれる意欲作です。 アレッシはこの作品を2023年に吹奏楽団と共に録音していますが、管弦楽団との共演では今回が待望の初録音。初演時も指揮を務めたゲレーロと共に、目の覚めるような素晴らしいパフォーマンスを聴かせます。ワーナーのコルネット協奏曲は19世紀に流行した音楽へのオマージュとして書かれたウィットに富んだ作品。ヒグドンの作品はオーケストラで中低音を受け持つ金管楽器群(3本のトロンボーンとチューバ)との協奏交響曲的作品で、メロディアスでパワフルなサウンドが印象的です。
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管楽のための協奏曲集
ティケリ/ワーナール/ランジバラン [ツィンマーマン/ノートン/グラットン/ゲレーロ]TICHELI, F.: Clarinet Concerto / WARNAAR, B.: Horn Concerto / RANJBARAN, B.: Flute Concerto (J. Zimmermann, L. Norton, É. Gratton, Guerrero)
発売日:2018年02月23日
NMLアルバム番号:8.559818CD価格:1,900円(税込)
このアルバムに収録された3曲の「管楽器のための協奏曲」は、どれも21世紀になってから作曲されたにもかかわらず、3楽章の伝統的な形式を持っています。また作品自体も過去の作曲家たちの伝統を継承しており、ティケリの「クラリネット協奏曲」はそのままガーシュウィン、コープランド、バーンスタインへのオマージュにもなっている興味深い作品です。 主旋律に「ホワイトスケール」と呼ばれるピアノの7つの白鍵のみを用いたワーナールの「ホルン協奏曲」は、黒鍵を一切使用しないという制約から生まれる不思議な緊張感に満たされていながらも、どこかのどかで牧歌的な雰囲気を醸しています。 イラン出身のランジバランの「フルート協奏曲」はイランのリズム、メロディ、楽器の要素が取り入れられたエキゾチックな作品。フィラディルフィア管弦楽団の首席奏者ジェフリー・カナーの依頼によって書かれた、息の長い神秘的なフルートの音色が印象的な作品です。
