ワーナール(ブラッド)
生没年 | 1950- | 国 | |
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辞書順 | 「ワ」 | NML作曲家番号 | 303453 |
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管楽のための協奏曲集
ティケリ/ワーナール/ランジバラン [ツィンマーマン/ノートン/グラットン/ゲレーロ]TICHELI, F.: Clarinet Concerto / WARNAAR, B.: Horn Concerto / RANJBARAN, B.: Flute Concerto (J. Zimmermann, L. Norton, É. Gratton, Guerrero)
発売日:2018年02月23日
NMLアルバム番号:8.559818
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CD価格:1,600円(税込)
このアルバムに収録された3曲の「管楽器のための協奏曲」は、どれも21世紀になってから作曲されたにもかかわらず、3楽章の伝統的な形式を持っています。また作品自体も過去の作曲家たちの伝統を継承しており、ティケリの「クラリネット協奏曲」はそのままガーシュウィン、コープランド、バーンスタインへのオマージュにもなっている興味深い作品です。 主旋律に「ホワイトスケール」と呼ばれるピアノの7つの白鍵のみを用いたワーナールの「ホルン協奏曲」は、黒鍵を一切使用しないという制約から生まれる不思議な緊張感に満たされていながらも、どこかのどかで牧歌的な雰囲気を醸しています。 イラン出身のランジバランの「フルート協奏曲」はイランのリズム、メロディ、楽器の要素が取り入れられたエキゾチックな作品。フィラディルフィア管弦楽団の首席奏者ジェフリー・カナーの依頼によって書かれた、息の長い神秘的なフルートの音色が印象的な作品です。