ディ・ヴィットリオ(サルヴァトーレ) Di Vittorio, Salvatore
生没年 | - | 国 | |
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辞書順 | 「テ」 | NML作曲家番号 | 125643 |
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ディ・ヴィットリオ(1967-):
シンフォニア 第3番 「シチリアの神殿」
シンフォニア 第4番 「変容」他 [ケリー・ホール=トンプキンス(ヴァイオリン)/サルヴァトーレ・ディ・ヴィットリオ(指揮)/ニューヨーク室内管弦楽団]DI VITTORIO, S.: Sinfonias Nos. 3 and 4 / Ode Corelliana / Fanfara del Mare / Venere e Adone (Chamber Orchestra of New York, Di Vittorio)
発売日:2021年05月28日 NMLアルバム番号:8.579033
CD価格:1,900円(税込)
最近リリースされたレスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」(8.573901)を指揮し、注目を浴びたディ・ヴィットリオ。彼はシチリア島のパレルモで生まれ、ニューヨークで美術と古代哲学を学び、ローマとフィレンツェ、ロンドンで指揮を始めました。その後ニューヨークを中心に活躍しています。 また作曲家としては、イタリアのオーケストラ音楽の伝統に、モダンな味付けを施した華麗な作品を次々と発表、これらは高く評価されています。 この第2集の作品集では、彼の故郷であるパレルモの文化や歴史を反映させた鮮やかな描写による華麗な作品を聴くことができます。シンフォニア第3番では、シチリアの寺院の美しさが描かれ、シンフォニア第4番は古代ローマの詩人オウィディウスが著した『変身物語』から題材が採られた、ヴィットリオ渾身の作品になっています。どの曲も耳なじみが良く、イタリア21世紀音楽の象徴とも言える素晴らしい仕上がりを見せています。 演奏はもちろんディ・ヴィットリオ自身によるもの。オーケストラを思う存分に鳴らしたレスピーギを思わせる壮麗な響きが聴きどころです。
収録作曲家:
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ディ・ヴィットーリオ(1967-):
シンフォニア 第1番&第2番他 [ニューヨーク室内管/ディ・ヴィットリオ]DI VITTORIO, S.: Sinfonias Nos. 1 "Isolation" and 2, "Lost Innocence" (Chamber Orchesta of New York - Ottorino Respighi, Di Vittorio)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2011年09月14日 NMLアルバム番号:8.572333
CD価格:1,900円(税込)
こう来たか・・・これは反則だぞ?
そう思わせて最後まで聴かせてしまう憎いヤツ第1曲目の冒頭。まさに「おおっ」と叫びたくなるレスピーギへのオマージュ。音の扉を開けるごとに目まぐるしく世界が変わっていきます。これが何とも気持ちよいのです。パレルモで生まれ、ニューヨークで美術と古代哲学を学んだディ・ヴィットーリオは、ローマとフィレンツェ、ロンドンで指揮を始めます。その後、ニューヨークでオットリーノ・レスピーギ室内管弦楽団を指揮し、注目を浴びました。ここに収録された作品は、彼の様々なスタイルを垣間見せてくれるもので、前述のレスピーギのようなイタリア風のものから、交響曲第2番に見られるドイツ的な語法、ルネサンス風の和声で書かれた瞑想的で女性的な「アヴェ・マリア」、ヴィヴァルディからの影響を受けているという「交響曲第1番」、捉えどころのないメロディなのだけど、どこかしら整っている「クラリネット・ソナタ」。全部聴いたら、もう一度最初から聴いてみたくなる作曲家です。収録作曲家: