スタニランド(アンドリュー) Staniland, Andrew
生没年 | 1977- | 国 | カナダ |
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辞書順 | 「ス」 | NML作曲家番号 | 109283 |
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スタニランド(1977-):
トーキング・ダウン・ザ・タイガー
(トラを言い負かす)他 [スコット/マクドナルド/ワッツ/ウィッティ/ハラディ]STANILAND, A.: Talking Down the Tiger / Dreaded Sea Voyage / Flute vs Tape / Still Turning / True North (Scott, MacDonald, Watts, Uitti, Halladay)
発売日:2015年09月23日 NMLアルバム番号:8.573428
CD価格:1,900円(税込)
現在、カナダで最も重要、かつ革新的な作曲家として認知されているアンドリュー・スタニランド(1977-)。このアルバムには、彼の5曲の最近の作品が収録されています。アルバムタイトルでもある「トーキング・ダウン・ザ・タイガー」はパーカッションと電子音楽のための作品で、彼が「トラ」について抱いているイメージ…獰猛さ、美しさ、神秘…これらは全てパーカッションの持つイメージに重なるのだというのです。この曲を作り演奏することで、彼はトラの存在を超越する、いわゆる「言い負かす」状態になるのでしょうか。 トラック2の「恐ろしい航海」も数多くの要素を孕んだ曲であり、その中には地球の滅亡のイメージまでもが含まれています。増幅されたギターの響きは美しさよりも畏怖の対象でしょうか。フルートのためのトラック3でも、共演者はテープの音。多種多様な音が通り過ぎていきます。トラック4も地球の自転をモティーフにした曲。地球は恐ろしいほどの速さで回転しているはずなのに、なぜその上のものは静止しているのか…。トラック5は彼が追求する「極点」についての作品。同様のコンセプトによる「至高の歌」(8.573533)もどうぞ。
収録作曲家: