Ｑ：塩分が気になるんだけど・・・
Ａ：確かに塩辛い商品ですが、塩辛や梅干などと同様１日に大量に食べる食品ではありませんのでご安心下さい。また、塩は食品の保存には不可欠なものです。減塩商品なども多く出回っていますが、塩を減らす代わりに保存料や調味料などの添加物が多く含まれておりますので、むしろ敬遠されたほうが健康的です。
漁師さんは一般の方にくらべると塩分の摂取量が多いのですが、糖尿病や動脈硬化といった生活習慣病の方が少ないという報告があります。これは魚介類に含まれるカリウムが塩分（ナトリウム）を体外へと排出する働きがあるためといわれています。
当店の筋子は添加物をいっさい使用せず、天然塩のみで漬け込んでいます。加工場が漁師さんのため、新鮮な原料が入ることはもちろん、本当の浜の味をお届けしたいとの願いゆえです。
お届けする筋子は、浜でたべられている筋子よりもやや塩分を控えめに製造しておりますが、それでも塩分が強すぎるとお感じの際は、酒粕（板粕が便利です。）に挟んでおくと塩分が抜け、また甘みも増してよりいっそう美味しく召し上がることが出来ます。
Ｑ：そのまま食べる以外にも食べ方はある？
Ａ：ほとんどの方は筋子をそのままご飯にかけて食べますが、漁師さんならではの食べ方をご紹介します。なんと、筋子をコンロでさっと炙ります。表面を焦がさぬようわずかな時間火にかけると、筋子の表面が白っぽくなってきます。炙った筋子は独特の”ねっとり感”がさらに増し、カラスミのような舌触りを感じられます。日本酒のおつまみにもなりますので、ぜひお試し下さい。
|
シロサケの魚卵を卵膜からほぐし、加工したものをイクラと呼ぶのに対し、卵膜のままの状態で加工したものが筋子です。
イクラと同様EPAやDHAといった不飽和脂肪酸、またビタミンEの1000倍の効酸化力を持つアスタキサンチンなどを豊富に含んでいます。
筋子は納豆や梅干などと同様、ご飯のお供として召し上がるのが一般的です。