Q:野付のホタテが大きいワケは?
A:ここオホーツク海別海町の野付地区では、”地撒き方式”と呼ばれる方法でホタテ貝を育てています。つまり、海中にホタテの稚貝をそのままバラ撒く方法です。これにより、他産地で多く見受けられる”吊るし網養殖”よりもホタテは海中で自由に動き回ることが出来、ほぼ自然と同じ状態で生育することが出来ます。その中でも当店では大きく成熟し、味も良いとされる三年物を出荷しております。
また、この野付地区は流氷によってもたらされる良質なプランクトンに恵まれ、その寒流の流れにより、濃厚で身の締まった最高級のホタテ貝と生育します。
Q:ホタテの美味しい時期は?
A:産地によっても異なりますが、当店で取り扱う野付地区では、例年12月〜6月までが漁期となります。大きさ・旨み・品質ともに最も良くなるのは冬場の12月〜2月頃にかけてかと思います。水温が低いので、身がギュッとしまり、また甘みも一段と増した美味しいホタテが水揚げされます。
Q:干し貝柱はないの?
A:こちらのページでご用意しております。通常市販されている干し貝柱は安い輸入原料などを使い、添加物を使用した商品がほとんどですが、当店の干し貝柱は、この最高級の野付産ホタテを使用し、塩のみで昔ながらの方法にて手造りしております。
刺身でも食べられる鮮度の野付産ホタテを惜しげもなく干し貝柱として販売しているのは、おそらく当店以外にはほとんどないと自負しております。晩酌のつまみに1粒召し上がると、味はもちろん肝臓にも良いので最適です。
Q:漁師さんならではの、ホタテの食べ方は?
A:基本的に漁師さんの食べ方はシンプルなものが多いです。スライスしたホタテに塩を振って、さっと炙って食べたり、殻ごとバター醤油をたらして食べたりというのが一般的ですが、味噌ダレを混ぜて焼く『ホタテのちゃんちゃん焼き』などは漁師ならではの豪快な料理といえますね。
Q:貝柱以外も食べられる?
A:はい、黒いウロの部分以外はすべて食べられます。特に鮮度の良いホタテであれば、ヒモの部分をキレイにさばき、刺身で食べてみてください。コリコリの歯ごたえと、海の潮の香りがふんだんに楽しめます。
また卵巣(白いのは精巣)の部分などは、季節の野菜と一緒にバター焼きにして食べると絶品です。 |