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疲労回復には、ビタミンEなど効酸化物質が豊富な『北海シマエビ』
北海道オホーツク地方の魚介類を、栄養面からみてご紹介しているページです。
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ホッキ貝(北寄貝)は正式名称をウバ貝といい、バカ貝科の大型2枚貝です。漁獲高ならびに消費量の多くが北海道内のため、本州ではあまり馴染みが少ないようですが、甘みが非常に強く、また独特の歯ごたえがあって大変美味な貝です。
主に浅瀬の砂底に生息し、大きいものでは殻長10cm重さ400gほどもある、大変食べ応えのある貝です。
苫小牧を中心とした噴火湾や別海町の野付湾が漁場として有名です。
ホッキ貝は多くの貝類と同様リン・カリウム・亜鉛・などの必須ミネラルをふんだんに含んでいます。
また必須アミノ酸の一種であるアラニンを大量に含んでいることでも知られます。このアラニンは脂肪酸の生合成に関係し、アルコールの代謝を促進し、肝機能を保護するのに役立ちます。さらには糖値を下げるインスリンの分泌を促し、脂肪分解酵素を活性化します。
お酒を多く飲まれる方のみならず、ダイエット中の方や激しいスポーツをされる方などに効果的な食品です。
ホッキ貝はその独特の香りと甘みを味わえる刺身はもちろん、北海道ではシテューやカレーといった煮込み料理にもよく使用されます。
ホッキ貝は刺身で召し上がる際、さっと熱湯にくぐらせて食べると、臭みが消え、歯ごたえと甘みが増して美味しく召し上がれます。(ムラサキ色の部分がさっとピンク色に色づく程度。熱を加えすぎると硬くなります。)
濃厚な海の出汁だたっぷりと出ますので、様々なシーフード料理に活躍できます。
このホッキ貝は北海道ではホタテと人気をニ分する貝ですが、その水揚げ量のほとんどが北海道内で消費されているようでして、全国的な知名度・人気はまだまだのようですね。 正直な話、私はホタテよりもホッキのほうが好きです。 一度食べられた方ならお分かりでしょうが、味も香りも濃厚ですし、なによりあの歯ごたえがたまりません。またご購入された皆様は「予想していたよりも大きい!」と、まずはそのボリュームに驚かれるようです。 それもそのハズ、当店で最大級のホタテでも殻付きの状態で300gを超えるものはなかなかありませんが、このホッキ貝は平均350g前後もあるんです。 オススメの召し上がり方としましてはやはり刺身ですね。さっとピンク色に色づく程度に湯がき、5mmほどにスライスしてたべると、潮の香りと濃厚な甘みが口の中一杯に広がります。鮮度の良いものならヒモや貝柱(ホッキ貝のメイン部分は貝柱ではなく、足といいます。)も刺身で食べられます。 その他、北海道ではカレーやシチューなどの煮込み料理にもよく使います。 「もったいない!」なんて声も聞こえそうですが、出汁がタップリと出て最高のシーフードカレーになるんですよ。ホッキ貝は加熱すると硬くなってしまいますので、煮込み料理にお使いの際は薄めにスライスしたほうがよろしいかと思います。 こんなにも美味しいホッキ貝をもっと全国の皆様に知っていただきたい!というのが私の切なる願いです。