疲労回復には、ビタミンEなど効酸化物質が豊富な『北海シマエビ』
格別の甘さを誇る北海しまえび
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*北海シマエビとは? |
北海シマエビは正式名をホッカイエビといい、主に北海道オホーツク地方に生息する、タラバエビ科の仲間です。アマモなどの海草が生い茂った浅瀬を好んで生息し、生後1年半まではオスとして成長し、その後性転換し今度はメスとして抱卵・産卵する特性を持っています。
高級産地として知られる、別海町尾岱沼地区では、”打瀬舟”と呼ばれる風力船を用い、その情緒溢れる伝統的な漁の光景は、この野付湾での夏の風物詩です。
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*北海シマエビの栄養成分は? |
他のエビ・カニ類に比べ、ビタミンEが特出して多く含まれています。別名『女性のビタミン』とも呼ばれるこのビタミンEは、高い抗酸化力を持ち、女性ホルモンの分泌を助ける働きをします。また、海老の赤色の元となるアスタキサンチンも非常に高い効酸化力で、現在もっとも注目されているカロテノイドのひとつです。
その他にもこのシマ海老には、カルシウム・カリウム・ビタミンB2・ナイアシンといった必須栄養分がバランスよく含まれ、疲れを感じているときなどなどに召し上がると最適の魚介類です。 |
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*北海シマエビの調理方法・美味しい召し上がり方は? |
塩茹でしたものを、殻をむいて何も付けずにそのまま召し上がるのが一番です! 北海シマエビは水揚げ後の劣化が非常に激しいため、水揚げ後はすぐに浜茹でされます。
活きたまま浜ゆでされた北海しまえびは、他の海老とは比べ物にならないほどの甘みで、特にビールとの相性は抜群です。 頭の部分にはミソが入っていますので、吸い付くように味わい、後は味噌汁の出汁などにお使いいただくと大変美味です。
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*北海シマエビに関するFAQ |
Q:尾岱沼って、何と読むの?
A:『おだいとう』と読みます。知床半島の下にある”キツネのしっぽ”のような野付半島の付け根に位置する、ホタテやシマエビ漁が有名な地域です。別海町の中にあります。
Q:シマエビは刺身で食べれる?
A:はい、食べることは可能です。しかしながら、商品の劣化が非常に激しく、また茹でてこそ甘みが引き立つこと などから、地元の漁師さんも刺身で食べることは ほとんどありません。
私は昨年はじめて刺身で食べました。活きたまま ”踊り食い”したのですが、やはり期待に反して さほど美味しいものではありませんでした。 プリプリの歯ごたえは非常に強いのですが、いかん せん甘みに乏しいんですよね。ゆでたときのあの 甘みはいったいどこから来るのだろうと、疑問に思ってしまうほどです。
Q:シマエビの美味しい時期は?
A:産地にもよりますが、別海町尾岱沼地区では、夏と秋の年2期漁が行われます。夏のシマエビが最も有名ですが、秋には子持ちの商品が出回りますので、こちらもまた楽しむことができます。
Q:塩分が気になるんだけど・・・
A:塩分濃度を5%に設定し、薄塩で茹であげています。また、召し上がる際には醤油やマヨネーズといった調味料がいっさい必要ありませんので、むしろ塩分を気にされる方にも安心して召し上がっていただける商品です。
また、魚介類に含まれるカリウムはナトリウムを分解する働きがありますので、このシマエビはもとより、塩鮭等の塩分も神経質になる必要はないそうです。
ちなみに漁師町の方々は、一般よりも塩分の高い食生活にもかかわらず、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の方が少ないという統計もあります。
Q:焼いても美味しい?
A:はい、最高です♪本音を言えば、生のまま炭火で焼くと絶品なのですが、茹でた状態のものでも、表面をさっと炙ると香ばしさが出て美味しいです。
私はBBQの際、頭を焼いて食べるのがスキです。焦がさないようカリカリに焼いた頭を殻ごとパリパリ食べると…濃厚かつ香り高い甘さが体験できます! |
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