COLUMN#38
おうちで過ごす週末に。

 
 

連日の報道もあり、なんだか週末になってもお出かけしづらい日が続いていますね。

つい先日、何の予定もない休日があったのですが、人混みに行くのもおっくうだし
「なにしよう…」と考えているうちに気づけばウトウト…という
一番もったいないパターンにはまってしまいました。

たまにはそんな日もいいのかもしれませんが、起きたときの後悔は途方もなく…。
「やっぱりこうすればよかったなぁ」が後から後からわいてきて止まりません。

今回はその無念も踏まえて、
私の「おうちで過ごす週末」の小ネタをちょこっとご紹介させていただきます。

お出かけがキャンセルになってしまって残念な日、
退屈でスマホばかり見てしまいがちな午後。

小さなことにも重い腰を上げて
意外なところにも充実感を発見していきたいものです。

 

お菓子をつくってみる。

 

普段、料理はしていても、なかなか手を出しづらいお菓子作り。

おかずならだいたいの目分量でパパっと作れるけど、お菓子作りとなればそうもいかず…
でもたまに、じっくり時間をかけてお菓子作りをしたくなるんです。
(結局、どこかで目分量が出て“自称”アレンジレシピに落ち着くのですが…)

のんびりした休日に、オーブンの音と甘い匂いが漂ってくるワクワク。
出来上がりを独り占めしたい気持ちと、家族にも食べてほしい気持ちの間で揺れ動きます。

でもやっぱり、おいしいと言ってもらえた時が一番うれしいんですよね。

 
 

手軽な焼き菓子作りでヘビーユーズしがちなのはこの3つ。

クッキーにも、ケーキにも、ドーナツにも、オールラウンドに使えるホットケーキミックスと、
作っているうちに何にでも入れたくなっちゃうドライフルーツとナッツ。

むしろこの2つが入っていればだいたいおいしいような気さえしてきます(笑)
パンに入れても◎。

 

いつもと違うメイクをしてみる。

 

出かけもしないのに何してるんだろう…と冷静になるなかれ!

メイクの研究は、肝心のお出かけする日にはできないものです。
時間がたっぷりある休日こそ、新たな自分の可能性を見つけるチャンス!
思うがままにメイクを楽しみます。

勇気がでなくていつも同じになりがちなアイメイク。
おうちでなら、目尻のラインを上に跳ね上げてみようが、
濃いめのカラーをのせようが怖いものはありません(笑)
ベースメイクのしっくりくる組み合わせも、見つけるには時間がかかるんですよね。

私はいつも地味めに落ち着きがちなので、
2020年の春メイクをちょっと研究してみようかなと思っています。

 

 
 

これ一つでrmsのメイクが完成するパレットは
ヘルシーなニュアンスが血色良い春フェイスに仕上げてくれそう。

アクア・アクアの春の新色は、きれいめのピンク。
30代の私でも使えそうなはんなりオトナな色っぽさに、なんとも引き込まれます。

 

“こまごまハウスキーピング”で達成感と快感を。

 

手っ取り早く達成感と気持ちよさを得られるのが「こまごまハウスキーピング」。

漠然と掃除をしようと思っても、なかなか途方もないものですが、
今日はここをなんとかする!と決めて取り掛かれば、
どんな小さなことでも終わった時にがんばったな~というプチ達成感を味わえます。

例えば、床のワックスがけ。

「いやいや、ワックスがけは一大作業でしょ」と思うところですが、
アウロのワックスシートなら、軽くワイパーでお掃除しながらワックスがけができちゃいます。

かけたところはしばらく歩けなくなっちゃうのがワックスがけのストレスポイントですが、
速乾だからそこもあんまり気にせずにかけられるのも嬉しいところです。

 
 

特有のニオイもないので、家族もワックスをかけてることに気づかないかも。

自然な木のイキイキ感が出て、達成感も大きいのです。

 

それから、冬服を少しずつしまい始めるタイミングで
衣装ケースやクローゼットの防虫チェックをするのもおすすめ。

防虫剤をしっかり使えば使うほど、
いざ服を出したときにニオイが染みついちゃってるんですよね…。

そろそろ着るかも、という服は、ちょっと早めに出して
風通しのいいところに1日干しておくといいかもしれません。

 
 

次にしまう時には、クスノキからとれる天然の結晶「樟脳」を防虫剤のかわりに使うと、
ボックスを開いたときもフワッと木のにおいがして気持ちいいですよ。
さらにそれも一瞬で飛んでしまうので、干す手間がひとつ省けちゃうんです。

ボックスの四隅にぽいぽいと入れていくだけなので作業もカンタン。
大きめのアウターには、くすのきの香りを染み込ませたクロスカバーもあり!
こういうことをお休みの間にできちゃうと、なんだか清々しい気分になれます。

 

子どもとじっくり工作してみる。

 

毎日が休日のようだった子どもの頃。
それでもやることがいっぱいあった気がして、何をしてたっけ?と思い返してみると、
じーっと蟻の行列を見つめたり、夢中でお絵かきをしたり…。

何をするにものめりこんで、退屈なんてなかったような。
なんでも新鮮で色鮮やかに感じる子どもの感性って、一緒にいるとこちらにも伝染する気がします。
何かを作る作業は、その最たるもの。

普段は気づかなかった一面に気が付いたり、
会話とは違った、一歩踏み込んだコミュニケーションにもなるはず!

なんだかんだ、子どもからもらうものの方が多いかもしれません。

 

 
 

ミツロウねんど独特の透き通るような色味、ねんどをこねるなつかしさには、
大人の心もくすぐられます。

大人の大きな手でじんわりねんどをあたためるのを手伝ってあげたいですね。

 

おうち休日は童心に返って。

 

ここまで書いてきましたが、
他にも私のお気に入りの過ごし方は 「家の裏にまわってみる」だったり、
「家族とお茶を飲む」だったり…非常に小粒なものばかりです。

ホームパーティのようなイベント感はありませんが、
それでも小さな発見があったり、しみじみとした幸せが積もって
大きな充実感があります。

お出かけで出会う刺激や非日常も自分の世界を広げてくれる大切なもの。
だけど同じくらい家の中、日常の中にも、ふだん気づかなかった発見があるように思います。

少し前までは「休日といったら○○」「遊ぶといったら○○」と、
週末の過ごし方に何か定義を求めていましたが、
子どもの頃のように、実は暮らしのいろんなところに
楽しむヒントが隠れている気がしてなりません。

「週末をおうちで」というのも、 日常にある小さなことを拾い上げる余裕をくれる
大切なひとつの過ごし方だと思うのです。

 

スタッフ はしもと

 
 

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