COLUMN#36
今っぽい“美意識の高いヒト”

 
 

「美意識」というワードを聞くと、ゾクッとしてしまいます。
キラキラの効果音付きで聞こえてくるとともに、何かしらの圧を感じてしまいます(笑)。

なぜ、こんな風に「美意識」というワードに対して嫌悪感や恐怖感などの
ネガティブイメージを抱いてしまうのか… ちょっと自分なりに考えてみました。

 

私の人生の中で「美意識」というワードをよく意識していたのは、高校~大学生の頃。

ネイルアートやマツエク、脱毛、エステ、デパコス・・・
キレイ=お金の時代だったように思います。

そんな環境だったせいか、私の中に刷り込まれている「美意識の高いヒト」のイメージは
「美にお金をかけるヒト」と当時のままで、 今の時代になっても
そのイメージがアップデートされていないということに最近になって気が付きました。

もしかすると、「美意識」に対するイメージがひと昔前で止まっている方って
案外多いんじゃないでしょうか。

 

新たな時代の幕開けである2020年、今一度 女性として“キレイ”にスタートをきるため、
今回は「今っぽい 美意識の高いヒト」について ゆるく考えてみたいと思います。
 

あの頃と今。私たちの「美意識」の変化

 

近年、コスメに限らず食品も雑貨も衣類も、よりナチュラルなモノを選ぶ人が増えました。

そんな今、女性たちが考える「美意識」はどのように変わったんでしょうか。

 

今回はサンテラボスタッフに「ひと昔前の美意識の高いヒト」、「今っぽい美意識の高いヒト」
それぞれのイメージを聞いてみました!

 
 

「あの頃」は、やはりちょっとバブリーな感じがありましたね(笑)。

 

改めてスタッフの回答をまとめてみると・・・

 

【ひと昔前の美意識の高いヒトのイメージ】

●美はお金で作る

●ブランド志向

●美意識が高い=女のステータス

●見た目重視

●自分の価値観があまりなかった世代

 

【今っぽい美意識の高いヒトのイメージ】

●無理しない

●美容リテラシーが高い

●美意識が高い=健康意識が高い

●インナービューティーを重視

●自分の価値観を持っている

 

こう見比べてみると、女性たちの美に対するイメージは明らかに大きく変わっていますよね!!

ひと昔前だったら、自分が周りからどう見られているのかが第一優先事項。

美と言えば容姿。常に外側に気を使っていたように思います。

それに対し今は、どちらかというと自分自身を中心とした考え方になっていて、
「自分がどうありたいか」を大切にする女性が美しいと思われるようですね。

そして美容だけにとどまらず、考え方やライフスタイルまでもがそのヒトの美しさに表れる、
と捉えられるようになってきていると感じます。

 

こんなにも世の中の考え方が変わっていることが分かると、
2030年にはどんな女性が美しいとされているんでしょう…

 

「美意識」とは?

 

そもそも、「美意識、美意識」とよく言いますが
その言葉の意味をちゃんと考えてみたことはありますか?

 

幅広いシーンで使われていますが、美容に限って言えば

美意識=自分を“美しく見せよう”とする意識

この解釈が一般的に使われている表現として一番近いように思います。

 

でも、スタッフたちの回答を見ていて感じたのは、
もはや「美意識」という言葉の意味さえも変わりつつあるということ。

これからの時代は、「自分らしくあるための意識」のような意味として
使われていくのかもしれませんね。

 

(・・・と、頭では分かっていたつもりでも、まだまだ私の中に浸透していません。
このコラムのおかげで今年最後に大切なことに気が付けたようで、なんだかホッとしています(笑)。)

 

自分らしい"キレイ"を目指して

 
 

いくつになってもキレイでいたいと思いますが、
美顔器片手に一生懸命毎日鏡に向かったり、高額エステに通ったり、
美容雑誌に書いてあることをいろいろと試してみたり・・・

女性としてすごく尊敬しますが、
そんなかつての“美意識高い系”だとちょっと疲れちゃいますよね。

 

いつまでも若々しく見えるために外側の美を追求するのではなくて、
年齢を重ねた自分を受け入れ、自分の体や心、肌の調子、そしてライフスタイルに合ったものを
うまく取り入れながら、ありのままの自分らしさを大切にする

こんな風に考えられたら、「美意識」からのプレッシャーも少し薄れそうです。

 

「ナチュラルに、心地よく、自分らしく。」

 

2020年も、みなさんが またひとつキレイに歳を重ねられるよう、
素敵なエイジングをサポートできるようなアイテムをお届けさせていただきます♪

新年もサンテラボをどうぞ宜しくお願い致します。

スタッフ ながお

 
 

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