夏用留袖とは

夏用の留袖をおすすめします。

2020.07.16

夏用留袖について

この梅雨が過ぎたらとても暑い時期になってくるかと思います。

コロナウイルス第2波は冬の季節から本格的に流行りだす予測があり、影響の少ない予測の夏時期(7月から9月)に結婚式をされるお客も大変増えているかと思います。

今現在もコロナの影響が有り、ご心配な方も多くいらっしゃりますが、結婚式をお祝いしたい気持ちも大きいかと思います。

結婚式場もコロナ対策をしっかりとしながら、安心してできる結婚式をご提案しているところがほとんどです。

その中で心配なことが暑さだと感じております。

理由は式場内での換気が必須となり、冷房を入れながらも換気を行わないといけない状況があるからです。

もしくはコロナに強いガーデンウエディングになると完全に暑さが気になります。

そういった状況を踏まえて夏用の留袖をおすすめさせて頂きます。

着物の季節毎での種類と写真映りについて

写真映りについて

「そもそも単衣留袖ってなに?」という方のために簡単なご説明をいたします。
単衣(ひとえ)留袖とはつまり「暖かい季節用の涼しい留袖」です。
6,7,8,9月ごろに着用します。
最近は5月や10月にも暑い日がありますのでその時に着用されても良いですね。

単衣留袖には裏地が付いていません。
春や夏のジャケットに裏地が付いていないのと同じですね。
裏地が付いていない、布が1枚で出来ている、ひとつの衣、つまり単衣(ひとえ)なのです。

反対に、秋や冬に着る袷(あわせ)留袖には裏地が付いています。
洋服でも寒い季節に着るものには裏地が付いていますよね。
裏地が付いている、布が2枚重なっている、2つがあわさっている、つまり袷(あわせ)なのです。
袷は通常1,2,3,4,5,10,11,12月の寒い時期に着用されます。

単衣のお着物は暖かい季節用、袷のお着物は寒い季節用のお着物なのです。

ただし、特別な記載がない限り着物のレンタルは袷のお着物です。
これは1年を通して袷を着る時期が長いことと、最近の結婚式は基本的に室内で行われ冷房が効いているので袷であっても問題にならない場合が多いからです。

しかし、コロナウイルスの関係で換気の良い、ガーデンウエディングや神前式の参進の儀(さんしんのぎ)など、野外で行う結婚式もありますよね。
暑い季節に冷房のないお外での結婚式に出なければならない。そんなときはぜひ単衣留袖をお召しください。

絽と単衣の留袖の写真映りの比較画像

絽(ろ)、紗(しゃ)
本来ならば夏には絽や紗といった夏用のお着物を着用いたします。
絽や紗は現代風に言うとメッシュやレースなどといった透け感のある生地です。
夏用の生地だけあって見た目も涼し気ですが、実は現代の結婚式には不向きなのでおすすめできません。

理由は3つあります。
1、透け感があるために黒留袖なのにグレーのように見えてしまい、写真映りが悪い。
2、現代では絽や紗の留袖自体があまり製造されていない。
3、室内は冷房が効いているので寒すぎる場合がある。

以上の理由から当マイセレクトでは絽や紗の留袖は取り扱っていません。

一番の判断理由はやはり写真映りは重要!!

袷と単衣の写真映りはほとんど変わりません。

新郎新婦2人のお母様のうち1人が絽で、もう1人が単衣だった場合、集合写真などでの写真映りにかなり差がでてしまいます。

絽と単衣だと見た目が違う小物を比較した画像

違う感じがよくわかりますので、相手のお母様が絽を着用される場合は確認された方が良いかと思います。

袷と単衣の違いについて

袷と単衣の違いについて
袷と単衣の裏地の比較画像

● 単衣留袖の比翼仕立て ●
商品のお写真をご覧いただいた方には、単衣にも裏地が付いていることに気が付いたかもしれませんね。
単衣には裏地が付いていないとご説明したばかりで、こんなことを話すと混乱してしまうかもしれません。
実は、単衣留袖は着物の袖口、振り、衿、裾回し部分だけを二重に仕立てています。
これは付け比翼(ひよく)といって外から見える部分にのみ白い生地を付けているのです。

留袖は本来「祝いを重ねる」という意味合いから、白羽二重の下着を長襦袢の上から重ねて着ていました。
しかし、それだと長襦袢、白羽二重の下着、留袖と3枚も着ることになり非常に動きにくくなるうえに、とっても暑いですよね。
現在では比翼と呼ばれる白い裏地を付けることで動きやすさと見栄えを両立しています。

単衣留袖には胴裏と呼ばれる胴体部分には裏地が付いていないので、袷留袖よりも涼しく装うことが出来ます。



● 単衣留袖を着用する季節 ●
伝統的な考えでは単衣のお着物は6月と9月に着用するとされています。
7,8月には盛夏には夏用の絽(ろ)や紗(しゃ)のお着物を着用し、それ以外の1,2,3,4,5,10,11,12月には袷のお着物を着用するとされています。
しかし、現代の気候では厳密に着用時期を線引きすることは難しいので、実際の気温に合わせて柔軟に対応しましょう。
単衣留袖と袷留袖は胴裏(裏地)が付いているかどうかの違いです。
見た目は同じなので、本来なら袷を着用する5月や10月にも着用することも可能なんですよ。

夏用長襦袢と通常長襦袢の見た目の比較画像

● 長襦袢 ●
長襦袢とは留袖の下に着る「着物の下着」のようなものです。
着物と同じような形をしていて衿や袖が付いております。
単衣留袖をご注文のお客様には夏用の長襦袢をご用意いたします。
夏用の長襦袢はとても涼しく汗などの乾きも速いので、暑い季節でも快適に過ごすことが出来ますよ。
夏用の長襦袢は絽で出来ておりますが、衿部分はお着物の生地と合わせるために袷の長襦袢と同じ衿を使用しております。
見た目はきちんと装いながら、着ている人が快適に過ごせるようにという工夫です。

※本来の夏用長襦袢は襟部分も透け感のある物となり、長襦袢全体が透けている物ですが、当店では夏用の長襦袢の襟部分を通常の塩瀬(透けない)襟を使用しております。

7.8月に袷の着物でも長襦袢は夏用をおすすめします。

7,8月の長襦袢は夏用をおすすめします。

袷の着物だけど長襦袢を夏用にしたい。

最近よくあるお問い合わせとなります。

確かに着物のルールからすると袷や単衣の着物には通常長襦袢(透けない)、夏用の着物には夏用長襦袢(透ける)を合わせるのがキモノ常識だったのですが、最近はもうそんなにカチコチなルールは無くなりつつあります。

見た目は全くわからないので、誰かに指摘されることもありません。

※裾から見えるのは夏用部分になりますが、チラリなので、全く気にならない可能性が高いです。

袖から見える部分の違い比較画像

袷の着物にも備考欄に希望があれば、夏用長襦袢を付けさせて頂きます。

夏用にすることによって少しでも涼しくなれればと思っております。

※サイズによっては夏用長襦袢の用意がございませんので、その時はご連絡をさせて頂きます。

袖から見える部分の違い比較画像

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