黒留袖メイン画像
 

和田光正の黒留袖について

金彩友禅の和田光正の黒留袖をご覧いただきありがとうございます。
黒留袖をお探しですね。
一口に黒留袖といってもたくさんの種類があって困ってしまいますよね。
黒留袖の中でも特別な存在感のある金彩友禅の和田光正の黒留袖をご紹介します。

なんとこのお着物は金銀プラチナなどの金属で彩色されているんですよ。
和田光正氏が編み出した独自の金彩友禅の手法で描かれています。
この色彩豊かな金彩友禅は「光のオーケストラ・金彩友禅」と呼ばれています。

「金銀プラチナで色を付けるってどういうこと?」
普通は金は金色、銀プラチナは白金色ですよね。

高い技術により実現した金銀プラチナで色とりどりの色彩を表現する「金彩友禅」の留袖の特徴とおすすめの着用シチュエーションをご紹介します。

金彩友禅だからできる優雅で奥ゆかしい華やかさをぜひ実感してください。

● 金彩友禅 和田光正留袖とは ●
金彩職人の和田光正氏が、独自の手法を開発し、桃山時代~江戸初期にかけて作成された金彩技術を復元・進化させました。

金を道具や衣装に塗布し装飾する金彩技術は桃山時代~江戸初期にかけて作成されました。しかし、金彩は時代の流れとともに衰退してしまいました。
和田光正氏が昭和30年ごろに友禅の彩色仕上げの工房に弟子入りした当時は、金彩はあしらい仕事として軽く見られていたそうです。

和田光正氏は「桃山時代~江戸初期の名品をも凌駕した着物を創ってみたい」という思いで金彩技術を研究開発しました。
金彩技術は和田光正氏によって飛躍的に向上し、しなやかではがれにくく、色彩豊かな表現が可能になりました。

特殊染料と樹脂をまぜたり、泥金箔の製法を活用したり、真鍮粉・銅粉・アルミニウム粉などのさまざまな金属粉を使用することで金彩の色を作っています。
現在では当時10色程度しかなかった光彩箔(色箔)も、今では150色もの色味があります。

金属ならではの輝きで装飾された金彩友禅は他では味わえない特別な美しさがあります。

● 和田光正留袖の特徴 ●
はんなりとした絵柄を表現するのが得意な友禅の絵柄を金彩で描くことで、しっとりとしながらも豪華な印象を持つことが出来ます。

友禅ならではのふんわりとしたグラデーションと優雅な曲線を金彩で表現しています。
金属だからこそのゴージャスな輝きを上品に使用し、涼やかでエレガントな文様を引き立てています。

● 和田光正留袖はこんな人におすすめ ●
技術的なことにワクワクしてしまう奥様には、ぜひ手に取ってその技術の高さを生で見ていただきたいです。

技術的なことよりもファッションとしてどうなのかが気になる方もいらっしゃいますよね。
・優雅で女性らしいものが好き
・派手になりたくないけど、地味なのも嫌
・品質の高いものを身に付けたい
・友禅の雰囲気が好き

和田光正氏の金彩友禅はそんな方にぴったりの黒留袖です。
確かな技術で作成された新しい伝統美はツウの方もうならせる逸品です。

● 和田光正留袖におすすめのシチュエーション ●
黒留袖には着用する際のやしきたりがあります。
現在では昔と比べてずいぶんと寛容になっております。
母親として出席するような結婚式では、多くの人に注目されますし、お写真にもたくさん写ることになります。
原則としてご自分の気に入った留袖をお召しになるのが一番よろしいかと思います。

しかし、「自由に・お好きなように」と言われても選ぶための基準がないと困ってしまいますよね。
簡単に黒留袖のしきたりと和田光正氏の金彩友禅がふさわしいシチュエーションを解説いたしますので、黒留袖を選ぶ時の参考にしてください。

黒留袖は既婚女性が着る最も格式の高いお着物です。
そのため、主賓側の主役にごく近い身内の女性が着用します。新郎新婦のお母様や仲人、姉妹やごく近い親戚などですね。

しかし、黒留袖の中でも描かれる文様によってさらに格があります。
最も格が高いのは金銀で豪華絢爛に装飾された、鶴亀・松竹梅・鳳凰などのおめでたい吉祥文様が描かれた黒留袖です。

最も格式の高いお着物は新郎新婦のお母様と仲人が着るべきであり、姉妹やごく近い親戚などは少し格を抑えたお着物を着るべきです。

和田光正氏の金彩友禅は金銀で装飾されておりますが、鶴亀・松竹梅・鳳凰などのお吉祥文様は入っておりません。
どのように考えればよいのでしょうか?
立場によっての具体的な解説をいたします。

・新郎新婦の母親
その場で最も格式の高い衣装を着る必要があります。
つまり、他に黒留袖を着用する出席者がいない場合にはあまり絵柄を気にする必要がありません。
和田光正氏の金彩友禅を着用するものよいですね。
反対に、あなたの他に黒留袖を着用する方がいる場合は、鶴や亀、松竹梅、鳳凰など格の高い裾文様が描かれている黒留袖を選ぶ方が無難でしょう。
仲人夫人とは衣装の格を合わせるのが通例です。
事前に相談をしておくと安心ですね。

・仲人夫人
新郎新婦の母親と同格の衣装を着用しましょう。
新郎新婦の母親と同じように、その場の最高格の衣装を着る必要があります。

・新郎新婦の姉妹、祖母、親戚
新郎新婦の母親や仲人夫人よりも少し格を抑えた絵柄を選びましょう。
鶴や亀、松竹梅、鳳凰などは格が高いので避けましょう。
和田光正氏の金彩友禅は花文様がメインなので格が高くなりすぎることはありませんよ。
格としては控えめですが、金彩友禅ならではの輝きはお祝いに房らしい華を持っています。

確かな技術に裏打ちされた美しい和田光正氏の金彩友禅を是非お召しください。

ご利用ガイド

USER’S GUIDE

© KIMONO RENTAL MY SELECT.ALL RIGHTS RESERVED.
上に移動ボタン