第62回
アキョウの飲み方について

皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。

よく、当店へ“飲み合わせ”に関するお問い合わせが寄せられます。ゼラチンアレルギーをお持ちでなければ、アキョウは老若男女誰でもお飲みいただけます。今回は少し気を付けた方がいい点をご紹介します。

生薬“大黄(だいおう)”が配合されているもの

中薬大辞典のアキョウの欄には「大黄を畏(おそ)れる」と記載されています。アキョウと大黄を一緒に摂ると、アキョウの効能が打ち消されてしまいます。それではもったいないので、アキョウを服用する時は、大黄の摂取を控えましょう。大黄は胃腸薬や便秘薬などに配合されています。

大黄は胃腸薬や便秘薬などに配合されています。大黄を含む代表的な漢方薬は、大黄甘草湯、大黄牡丹皮湯、三黄瀉心湯、応鐘散、大承気湯、桃核承気湯、小承気湯です。

また、サプリメントや健康茶に配合されている“キャンドルブッシュ”は大黄と薬効が似ているので、避けた方が賢明です。

胃腸が弱い・荒れている場合

下痢や嘔吐、胃痛の症状がある場合はアキョウの服用を控えましょう。アキョウは溶けると粘り気が増すので、胃腸の弱い方は胃に負担がかかりやすくなります。体調の回復を待ってから、食後に摂るようにしたり、消化を助けるサンザシと一緒に食べるのもおすすめです。

風邪を引いた場合

風邪が悪化してしまったらアキョウの服用は中止しましょう。風邪を引くと、体はウイルスなどの異物を外に出すように働きます。漢方の考えでは、まずウイルスなどの異物を外に出してから滋養し、体力を付けて風邪を治します。アキョウは滋養を付ける働きがあるので、風邪の治りかけの時に飲むと、威力を発揮します。

最後に、日常的に西洋薬を服用している場合は、薬との間隔をあけてアキョウを飲むようにしてください。量は少量ずつ試して様子をみてください。せっかくアキョウを飲むのなら、そのパワーを最大限に活かすよう、上手に生活に取り入れていきましょう。

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