春の布団は何をかける?
冬の終わりから春にかけて、三寒四温といわれる時期が続きます。冬から春に季節が移り変わるとき、3日くらい寒い日が続いてから暖かい日が4日ほど続き、そんな気候を繰り返すうちに徐々に暖かくなるという意味です。
桜が咲くほど暖かくなった時期でも花冷えという寒さの戻ってくる言葉や、春になったと思ってもまた寒くなる寒の戻りという言葉もあります。
春は朝晩が寒く、昼間は暖かいという一日の寒暖差が激しいイメージがありますが、それだけでなく周期的な寒暖差も激しい時期です。
室内も寒かったり暖かかったりで、そろそろ大丈夫かと思い、冬に使う厚手の布団を片付けてしまったあとにも寒い夜がやってくることは多くあると思います。
夜中に寒くて目が覚めたり、逆に暑すぎて寝付けなかったり、寝具に非常に悩む時期でもあります。
そんな難しい時期には当店で取り扱っている二枚合わせ布団、プリマロフト使用DUOがオススメです。
薄手の肌掛け布団と、ふっくらした合掛け布団の二枚合わせです。
詰め物として使われている人口羽毛プリマロフトは、当初はアメリカ特殊部隊や陸、海軍で使用されていました。今ではアパレルのダウンジャケットや登山用品に使われています。
寒冷地で使用されていただけあって、暖かさは羽毛布団(ダックダウン85%)よりも圧倒的な暖かさが実証されています。
二枚合わせで、肌掛け布団と合掛け布団のそれぞれにスナップボタンがついていて、パチっと留めることができるので、春前の寒い時期に使ってもズレたりせず、暖かに過ごせます。
少し暖かくなってきたら合掛け布団1枚で、肌掛け布団なら夏の1枚使用にも向いています。また、寒い日があれば合わせて使い、暖かさの調整ができます。
布団だけでなく、毛布という選択肢もあります。毛布というと真冬に使うものという印象があるかもしれません。暖かくなってくると真っ先に片付けてしまう方もいることでしょう。
確かに吸湿発熱素材などを使用した暖かなアクリル毛布などは蒸れて暑く感じる場合もあります。
そこで、吸放湿性に優れたシルクの毛布はいかがでしょうか。
柔らかな肌ざわりのシルクは、天然素材の中でも優れた吸放湿性を持っています。布団の中でかいた汗を発散させ、適度な湿度に保つ保湿性も持ち合わせています。
薄手の掛け布団とシルクの毛布を使うという選択もオススメです。プリマロフト使用DUO、シルクオーラは、どちらもフワッとして軽やかな寝心地です。どちらも吸放湿性に優れているので難しい時期にはピッタリと言えるでしょう。
ここで紹介した当店のオススメ寝具だけでなく、お手持ちの薄手の掛け布団と吸放湿性に優れた毛布の組み合わせを、春の寝具として是非一度試していただければと思います。
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