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マットレスの上に敷布団を敷くデメリットと対策

昔は畳の上に敷き布団を敷いて寝るのが主流でしたが、昨今はベッドで寝る人が増え、マットレスを使う人も増えました。
敷き布団よりも厚みがあり、身体が沈み込まず、安定感があって、寝心地が格段に良いため、マットレスで寝るのは心地よいですね。

ただ中にはマットレスの上に直接寝ることに抵抗があり、マットレスの上に敷き布団を敷いて寝るという人もいるようです。
敷き布団の寝心地に慣れている人からしたら、マットレスの寝心地がしっくりこないのかもしれません。

確かにボンネルコイルなど、マットレスによっては、硬さがあるために寝心地がいまいちと感じる人も少なくありません。
それでもマットレスの上に布団を敷いて寝るのはおすすめできません。

マットレスの上に布団

なぜならマットレスはそれ自体に身体をバランスよく支え、寝返りがしやすいように素材や構造が考えられているからです。
マットレスの上に敷布団を敷いて寝ると、マットレスの反発力が損なわれてしまい、本来の寝心地の良さを生かすことができません。

また布団ごと体が沈み込んでしまい、体がくの字になって腰を痛める恐れもあります。
これでは寝心地の良いマットレスや敷き布団を買っても、機能を十分に生かすことができないのです。

そのほかにもマットレスと敷き布団の間に湿気が溜まりやすくなり、カビの発生や素材の劣化にも繋がり、お手入れを怠ると寿命も短くなるでしょう。 このような理由からマットレスと敷き布団は別々に使う敷き寝具と考えておいた方が良いでしょう。

とはいえマットレスの上に直接寝るのもあまりよくありません。
汗がマットレスに直接染み込んだり、フケや垢、皮脂が付いたりして、マットレスが汚れたり、ダニが発生したり、カビも生えやすくなります。

マットレスは手軽に洗うことができませんから、普段からこのような汚れが付かないようにする必要があります。
それから直接寝ると、マットレスに負荷もかかりやすくなるので、消耗が加速して、寿命が短くなる恐れもあります。

マットレスの上に敷くもの

もしマットレスの寝心地を改善したい、あるいはマットレスの汚れを防いで長持ちさせたいならほかの対策を考えましょう。
例えば敷きパッドやベッドパッド、マットレストッパーなどを敷いて寝るという方法があります。

カバーやシーツであれば汚れを防ぐという目的はある程度果たせますが、寝心地を改善する効果は期待できません。
敷きパッドであれば、カバーやシーツより厚みがあるので、汚れ防止だけでなく、寝心地を改善してくれるものもあります。

また冷感機能や吸湿性能、保温機能を持たせたものもありますし、季節に応じて使い分ければ快適な就寝環境を作り出すのに役立ちます。
取り外しも楽にできるので、お洗濯もしやすいですので、敷きパッドだけ敷いてみるのも良いでしょう。

肌に直接触れる位置で使うので、肌触りに優れた商品も多いです。
ソフトな肌触りのパイル地や、すべすべして気持ちいいサテン地など、好みの肌触りの敷きパッドを探してみてください。

>>おすすめ敷きパッドはこちら

一方寝心地の改善が目的なら敷きパッドよりもベッドパッドの方がおすすめです。
ベッドパッドは敷きパッドよりも厚みがあり、そもそもマットレスの汚れ防止や寝心地改善を目的として作られている寝具アイテムです。

ただベッドパッドの場合はカバーやシーツの下で使うことが多く、肌触りなどにそれほどこだわっていないものが多いです。
単純にへたってしまったマットレスの寝心地改善や、体圧分散性の向上などが主な役割となります。

ベッドパッドの中綿に吸湿性や放湿性、保温性、弾力性に優れたウールやキャメルなどの天然繊維を使用したものもあります。
こうしたベッドパッドを使用すれば、温度や湿度を調節してくれるので、さらに快眠しやすくなるのではないかと思います。

また今使っているマットレスがだいぶへたってしまったという場合や、寝心地を根本的に改善したいという人にはマットレストッパーがおすすめです。
マットレストッパーはまさに寝心地を改善するために作られており、その名の通り、マットレスの上に敷いて使う寝具だからです。

トッパー

マットレストッパーの素材には色々ありますが、ウレタンやジェル、ブレスエアーなどの中空樹脂素材のものが体圧分散性に優れており、マットレスのへたり対策にも使えます。
ウレタンやジェルは低反発のものから、高反発のものまで硬さは色々ありますから、お好みの寝心地のものを選ぶとよいでしょう。

マットレスの硬さが苦手、柔らかい寝心地が好きという人は低反発のものを、身体が沈むのが苦手という人や、寝返りのしやすさを求める人は、高反発のものがおすすめです。
ウレタン素材のトッパーであればお値段もお手頃ですし、手軽に寝心地を変えることができます。

中空樹脂の素材であれば通気性にも優れていますし、湿気も溜まりにくく、カビ防止にも繋がるので活用するとよいでしょう。
ウールや羽毛など、吸湿性に優れた素材であれば、寝ているときのじめじめ感が軽減されて、より快眠しやすくなります。

いずれにせよマットレスで快適な眠りを手に入れるためには、直接寝るのではなく、適切な寝具を組み合わせて使用することが大切です。
敷き布団を上に重ねるのはやめ、敷きパッドやベッドパッド、マットレストッパーの使用をご検討ください。

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