タオルケットに柔軟剤は使える?上手な洗濯の仕方
夏の寝具として活躍するタオルケット、こまめに洗濯しているでしょうか。
そもそもタオルケットって洗えるの?という話ですが、一部のタオルケットでは水洗い不可、あるいは手洗いのみのものもあるかもしれませんが、コットンを使っていることが多いので、基本的には洗濯できます。
洗濯の可否についてはタオルケットについているタグに洗濯絵表記がついていますから、一度確認しておきましょう。
洗濯絵表記には水洗いできるか否か、手洗いのみか、水の温度や洗濯機の推奨コース、ネット使用有無なども書かれていますので、参考になります。
私の場合は、汚れがひどい場合を除き、普段のお洗濯ではタオルケットを折りたたんでネットに入れ、中性洗剤を使ってドライコースで洗うようにしています。
ちなみにネットに入れるとき丸めてしまうと洗濯ムラができることがあるので、折りたたんで入れることをおすすめします。
特に上質なタオルケットをお使いであれば、生地を傷めないようにやさしく洗ってあげてください。
なお洗濯不可の場合はクリーニングに出すことになります。
意外と寝具の洗濯っておろそかになりがちですが、できれば1,2週間に1度、少なくとも1か月に1度は洗濯するようにしましょう。
特に夏場は汗をよくかきますし、タオルケットは肌に直接触れますので、皮脂がついていたり、汗もたくさん吸っている可能性があります。
放っておくとニオイや汚れ、黄ばみなどの原因にもなりますから、定期的に洗濯するようにしましょう。
さてタオルを洗う時に柔軟剤を使うと吸水力が落ちる、毛羽落ちが激しくなるなどの理由からあまり推奨されていませんが、タオルケットに柔軟剤は使ってもよいでしょうか。
結論からいうと、タオルケットに柔軟剤の使用はあまりおすすめしません。
というのも柔軟剤を使うと、繊維の周りに膜のようなものができ、コーティングされてしまうため、汗を吸いにくくなってしまうからです。
確かに柔軟剤を使えばタオルケットは柔らかくなりますが、汗を吸わなくなってしまうのはタオルケットの機能を損なうことになってしまいます。
とはいえタオルほど吸水性が求められるわけではありませんし、汗を吸うか否かより肌触りにこだわりたいという人は、風合いを保つために、たまに柔軟剤を使用してもよいと思います。
頻度を少なくしたり、柔軟剤の量を少なくすることでタオルケットの吸水性を損なわずに、風合いも長持ちするので良いかもしれません。
ただ初めて洗濯するときなどに柔軟剤を使用すると、繊維がほどけて毛羽落ちしやすくなることがあるので、参考にしてもらえると幸いです。