布団の湿気には布団用除湿シート
一年の中で、湿気が気になる時期が多いと感じていませんか?梅雨はもちろんですが、秋の長雨や布団が干しにくい冬場も気になるという方は少なくありません。
夏場も外が晴れていても汗をかいて、なんだか湿っぽく感じることもあります。掛け布団は寝具の中では上にありますので、そこまで気にならなくても、敷き布団の裏側に湿気が溜まってしまうことはよくあります。
二つ折り、三つ折りにして立てられる布団であればそのまま部屋干しすることができますが、普通の布団だと、そうはいきません。
そこで、布団用除湿シートの出番です。
ご家庭のそれぞれの場所に適した除湿剤がありますが、もちろん布団にもあります。
こちらは敷き布団の真下にしいて使います。ベッドの場合はベッドパッドの上、シーツの下に敷きましょう。
東洋紡のモイスファインを使用していて、食品用乾燥剤としてよく見るシリカゲルよりも2~3倍の吸湿性能があり、寝具の素材で使われ吸放湿性が高いと言われるウールよりもさらに約3倍程度の吸湿性能を持っています。
Suitori(スイトリ)、さらっとファインのどちらも洗って何度も使うことができます。湿気を吸わせてそのまま捨てるのではなく、洗って干せば繰り返し使えます。
どちらにも干す目安を示すシートが付いていて、色が変わって時期をお知らせします。
(目安を示すシートは一緒に洗わないでください)
湿気が溜まると寝具の痛みだけでなく、カビの原因となってしまいます。いくら放湿性が高い布団を使っても、例えば敷き布団をフローリングに敷いていれば、ベッドとは違い湿気を逃がすスペースがないので、放湿しきれずにカビの原因になることがあります。
カビの生えた寝具は衛生面だけでなく、見た目も悪いです。一度カビが生えると落とし切ることはかなり難しいので、まずは予防を心がけましょう。
カビを予防するだけでなく、適度に干したりシーツを変えたりすれば、ホコリなどの発生も防ぐことができ、部屋も綺麗に保てるので、寝具の清潔は体調の管理にも繋がります。
布団が湿っぽい時期は、なんとなく夏や長雨の時期だと思いがちですが、暖かい布団を使って汗のかきやすい冬場も実は例外ではないのです。
寝具の湿気は一年中切り離せないものだと考えると、何度も洗って使える除湿シートはコストパフォーマンスに優れた使いやすい快眠サポート寝具と言えるのではないでしょうか。
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