COLUMN#76
「生理」を語る会

 
 

「おなかが痛い」「腰が重たい」「浮腫む」「眠たい」
「イライラする」「気持ちの浮き沈みが激しい」

 

悩みは尽きないけれど、周りの人には話しづらい『生理』のこと。
ひとりで考え込んでしまったり、なんとなく我慢してしまいませんか?

わたしもその一人です。
静かに痛みと戦いながら、ひたすら我慢、我慢、我慢…
よく生理のことを”ブルーデー”なんて言いますけど、
まさにブルー(むしろ紺色くらい)な気持ちで過ごしています。

 

そんなときにいつも心の拠り所としているのがSNS。
生理による不調に悩む人が発信する情報を見て
「みんな同じように悩んでいるんだな」「わかるわかる、しんどいよね」
という共感があったり
「こんな風に過ごすとちょっと楽になりそう」
というヒントがもらえたり。

 

実際、なかなかオープンに話すことが出来ないことだからこそ
共感やみんながどうやって向き合っているか知ることが安心感につながって、
なんとなく生理痛や不調をスッと受け入れられるんです。

今回はサンテラボスタッフで生理について語り合う座談会を開催。
お悩みや快適に過ごすためにしていること、おすすめのアイテムなどなど
生理にまつわるアレコレを語って頂きました!

 

みなさんのブルーデーが少しでも気楽になれば幸いです。

座談会メンバー

スタッフ:Kさん(40s)スタッフ:Aさん(30s)スタッフ:Mさん(20s)

 

- 早速ですが、みなさんは生理による不調はありますか?

 

Kさん(以下「K」):わたしは生理痛が結構重い方だったかな。学生の頃は授業中に倒れたことなんかもあったんだよね。当時は痛み止めの薬は飲まずに我慢していたんだけど、大人になってからは婦人科でもらった薬を飲むようになった!それでも数時間後にはまた痛みが復活してたんだけど…。
でも、産後急に生理痛が無くなったの!

Aさん(以下「A」):それよく聞きます!出産した友人も「産後の生理すごく楽になった~」って言ってました。それはずっと続くものなんですか?

K:産後1,2年くらいは生理痛がまったくなかったかな。2年くらいたったらちょっと戻ってきたな~って感じだったけど、産前よりは全然楽!薬はほとんど飲まなくてよくなった。

Mさん(以下「M」):うらやましいです…。私は生理痛、特に腹痛がひどくて、痛み止めの薬が手放せないです。いつ痛みが来てもいいようにカバンに常備しています。お守り的な。

A:わかる~!私も生理痛は重い方。この前会社で薬を切らしちゃって「あ、もうだめだ…」って時に同僚が体調悪いのに気が付いて薬をくれて。すごく救われました。本当に薬なしじゃ生理痛には立ち向かえない。

 

 

K:あと、私は生理前のむくみがすごく気になる。生理2週間くらい前になると「あ~顔パンパンだな」って。でも生理が終わって数日はすごく調子が良い!

A:同じです!生理前あんなに浮腫んでいたのに、生理が終わったら全部が削がれた感じ。なにもない。元気です!って感じ(笑)

K:浮腫みと関係あるかわからないけど、生理前全然体温が上がらなくて。寒くて夏でも布団にくるまってないと寝れないこともあった。血の巡りが悪くなってたからなのかな~

M:わたしは生理前の体の不調は特に感じないのですが、すごくイライラしちゃいます。いつもは気にならないようなすごく些細なことでイラっとしてしまったり落ちこんでしまったり。
うまく気持ちがコントロールできなくてジェットコースター状態です(笑)

K:わたしもイライラして旦那とか子供に当たっちゃうことがある。ちょっとプレ更年期みたいなのもあるのかもだけど。

A:わたしは生理前すっごく眠くなる。普段、朝は強い方なんだけど生理前はどうしても眠くて起きられなくなります。あと、食欲がとまらない!

KM:わかる~~~!(大共感)

A:食べてもすぐお腹が空いて。お腹が空くから落ち着かせるためになんか食べるって感じ。みんな一緒なんですね。

 

- そんな生理期間をポジティブに過ごすためにやっていることはありますか?

 

 

M:とにかく「温める」を重視しています。
冷えは大敵とよく聞きますけど、本当にその通りで、体が冷えているな~って時は特に生理痛が重い感覚。
仕事中はお腹と腰の両方に懐炉を貼って体を”温”でサンドしています。家でくつろいでいる時や寝るときには、湯たんぽや玄米ネックピローをお腹にあてています。じわ~っとした温もりがすごく心地よくて。体だけじゃなくて気持ちまでほぐされて、ちょっと楽になるんです。

A:温めるの良いですよね。私は生理中でも必ずお風呂に浸かってます。好きな入浴剤や精油を垂らして、温かいお湯に浸かってリラックス。イライラもモヤモヤもいっぱいあるからお風呂に入って浄化することにこだわってます。

 

 

A:あと、普段筋トレとか有酸素運動をしているんですけど、生理中そういった激しい運動は一切しない。ヨガマットを引いて暗い部屋でお香を焚いて、ヨガと瞑想をして自分に入り込む。
窓から月を見ながら、「あ~気持ちいなあ」って。
自分の”好き”に浸ると、生理中しんどいけどいいなってなります。

K:すごい…!ちゃんとしてる!
わたしは生理中というよりは、生理の時にしんどくならないように体が元気なうちに備えてる。さっきも話したけど、生理前から生理中にかけての浮腫みがひどいから体を動かすようにしていて。朝早く起きたら30分位だけどウォーキングしてみたり、子供とYouTubeでエクササイズの動画みながら踊ってみたり。体を動かすようになってから、生理前の寒気とか浮腫みもちょっと改善された気がする!

M:やっぱり体を動かして、巡りをよくしてあげることって大事なんですね。

K:大事だね~!あとは、生理中コーヒーとか冷たいものにも気を付けてる。

A:私もです!コーヒー大好きだけど生理中は我慢してます。代わりにノンカフェインの紅茶飲んだりしてます。シナモンとかスパイス系のものは身体も温まるしおすすめですよ~!

 

- 先ほどのお話しにもいろいろ出ていましたが、おすすめのアイテムなどありますか?

 

 

M:沢山ありますけど、やっぱり吸水ショーツです。友人にも勧めるくらいすごくいい!

A:え~やっぱりいいんだ!気になってはいるんだけど、洗って何回も使うっていう行動がどうしても踏み切れなくて…。

M:わたしもそうでした。ずっと身に着けていて気持ち悪くないのかな?そもそも本当に漏れないの?という不安があってなかなか踏み出せなかったんですけど、サンテラボオリジナルで吸水ショーツを作るというタイミングで、モニターで試して以来、愛用してます。
とにかく楽なんですよね。頻繁にトイレにナプキンを変えに行かなくていいし、ナプキンでありがちなズレとかゴワツキのストレスも一切ないですし。

K:わたしも吸水型ショーツ使ってる!楽だよね。最近では生理中吸水ショーツだけで過ごしているから、家から紙ナプキンが消えた!ゴミも出ないからエコな点も良いなって思う。
あとはデリケートゾーンソープもおすすめ。

AM:使ってますー!

 

 

K:良いですよね。保育士の妹がいるんだけど、仕事中にナプキンを変えに行くタイミングがなかなかなくて、蒸れてムズムズするって相談してきたからデリケートゾーンソープをおすすめしたの。そしたら「本当になくなった!!」って感動してた。

A:生理中に関わらず、ちゃんと専用のソープで清潔に洗ってあげることって大切ですよね。

M:いろんな種類のデリケートゾーンソープがある中で、わたしはhinnaのインティメイトフォーム使っているんですけど、詰替えがあるのがとってもありがたいです。

K:これもまたエコでいいよね!

 

 

K:サニタリーグッズとはちょっと違うんだけど、私みたいに浮腫みが気になる人には着圧ソックスがおすすめ!足の巡りを促してくれて、履いてるのと履いていないのとでは全然違う。コットン素材のものだと肌にもやさしいし。

A:履いてみたいです~!
わたしが最近見つけたおすすめは、アムリターラから新しく出たサプリメント「フェムリズム」。今ちょうど生理前に入って朝とかコンディション悪いなって思ってて、2,3日前から飲み始めたんですけど、なんとなく大丈夫になったような気がして。今まで生理のために飲んでいたのって痛み止めの薬一択だったけど、こういうナチュラル系のサプリメントっていう選択もアリだなと思いました!

M:いいですね!わたしも試してみたいです。

 

 

K:吸水ショーツとかデリケートゾーンソープがポピュラーになってきたみたいに、世の中にフェムテックやフェムケアって言葉が浸透してきて、生理のこともこういう風に発信できるってすごい時代になったなって改めて思う。

A:確かにそうですね!あまり喋れない、そういうゾーンなのかなって感じでしたけど、世の中が喋りやすくする、悩みを吐き出そうよ!みたな雰囲気にしてくれたのは嬉しい変化ですね。

M:こういう機会ってあまりないですけど、話してみると生理に対してちょっとポジティブになれますね!

 

- お三方、貴重なお話しをありがとうございました!

 

 

それぞれに抱える悩みや向き合い方。

どうしてもネガティブなイメージを持ちがちな「生理」ですが
誰かに相談したり、気軽に話してみることで
ちょっぴり心が軽くなることも。

体も心も不安定なときこそ我慢や無理をせずに
「今日はしょうがないよね」「生理だけど頑張ってる」
と自分にやさしく過ごしてあげたいものです。

 

長く付き合っていくものだから、
生理と向き合うことは今の自分をもっと知るきっかけになるかもしれませんね。

 

スタッフ いなだ

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