COLUMN＃47 Interview
「ダイエットは、ただ痩せることではない。」

コロナ渦でのステイホーム。
家で過ごす時間が増え、運動不足などが原因で「コロナ太り」という言葉も誕生したほどです。

私は運動不足解消のために昨年の4月から動画を観て、毎日少しずつエクササイズを継続しています。
しかし体重もそのまま変わらず継続中…(笑)

おもいきったダイエットはしていませんが、
なかなか変わらない自分の体にモヤモヤしていたところ、
サンテラボのスタッフが、なんと去年の3月から10か月ほどで
-20kgのダイエットに成功したという、衝撃の事実を知りました。

しかも、実はそのスタッフ、現在2人のお子さんを持つママ！
仕事に家事に育児にとすごく大変なはずなのに、
どうやってそのマインドを維持することができたのか。

今回は、自称「万年ダイエッター」らしい先輩スタッフのあずまさんと一緒に、
ダイエットの極意を聞いてみることにしました。

かねがみ（以下「か」）：まずダイエットを始めたきっかけは何だったんですか？

スタッフI（以下「I」）：去年の4月に知人の結婚式に出席するために産前に買ったドレスを着ようとして、産後だし案の定着られなくなってしまっていて…。新しくドレスを買うにしても高いし…。 だから、そのドレスを着られるようにダイエットしようかな～、となんとなく思ったの。そしてそれを、ある人に話したところ、「ダイエット成功したら何かご褒美をあげる！」って言ってくれて。私、単純だから、何がもらえるの?!ってそっちの欲のほうが働いて(笑)、本格的にダイエット始めようってなったんだよね。「結婚式」と「ご褒美」。この2本柱！

あずま（以下「あ」）：すっごく純粋じゃないですか！でもそれまで産後ダイエットしよう！とも特にならなかったんですよね？

I：そうだね～。産後、仕事はしていなくてずっと家にいるだけだったし、誰かに見られるわけでもないし。そんな毎日でマヒしていってしまっていたんだと思う。これが当たり前の体型！みたいな。

あ：旦那さんから何か言われたりとかは？

I：旦那は絶対そういう傷つくこととか言ってこない(笑)

か：素敵な旦那さん♡ じゃあ「痩せる！」って決めてからどういうことに取り組んだんですか？

I：まずは、食後のポテチをやめた！夕食後毎日一袋ポテチを食べてたから！(笑) あとは子供たちの食べ残しももったいないから食べてたけど、それは旦那に託すようにしたかな。

あ：運動もしてたんですか？

I：運動は、最初、一週間腹筋をしてみたんだけど、辛くて続かなかったの。次に夜1時間ウォーキングをしてみたけど1時間歩いたところで、カロリーもそんなに減らないし、全然疲れなくて。それで、ランニングに切り替えた！

か：もともと走るのは好きだったんですか？

I：それが、大っ嫌いだった！いつもマラソン大会は最下位から2番目(笑) だからダイエットで始めたランニングも、はじめは3分しか走れなくて。でも継続していくと、タイムが早くなったり、長い時間走れるようになったり。そういうのが「面白い！」って思えるようになったのかな？今では最高で1時間25分も止まらず走れるようになったの！

あ：すごい…!しかもお子さんもいるのにそのストイックさ…！

I：子供たちの寝かしつけは旦那がしてくれた。旦那の協力ありき。本当に。

か：それで結局、結婚式のドレス、着られました？

I：それが、コロナで、4月の予定だった結婚式がまず9月に延期になって。それでまた9月の結婚式も親族だけになってしまったから結局出席できずじまい。 ある人との約束っていうのも「半年で6キロ痩せる」っていう目標だったんだけど、それもとっくに達成してしまってて(笑) ちなみにご褒美はまだもらえてないんだけどね(笑)

あ：2つの目標がなくなって、何を目標にその後も頑張れたんですか？

I：意地かな。もう毎日半年間ランニングしたし、着実に痩せていってるし、やめるのがもったいない！って感じた。ずっと続けてきたことをやめるのが負け。みたいな？ 1日1日何かを達成したい！って思うようになったかな。体重を落として見た目を変える！っていう目標が、どれだけ走れるかっていう目標に自然とシフトしていったね。

あ：痩せることを目標にしているだけではつらいですもんね。

か：ドレスなんてぶかぶかで逆に買わないといけないですね。うれしい出費(笑)

あ：私もその境地に立ちたい(笑) やり遂げた達成感、そしてその世界観。やっぱり今までとは変わりましたよね?!

I：変わっちゃうよね～(笑) まずは服のオシャレかな～。今までは、大型ファストファッションのお店に行って、「着たい服」じゃなくて「着られる服」を探して着てた。そういうお店ってサイズも豊富でしょ？あと子供もいるから、動きやすくて、汚されてもいいような、「ザ・ママ」っていう服を着るのが普通だった。体型もカバーしてくれて辛くない「ウエストゴムのワイドパンツ」。これ鉄板。

か：それが今は「着たい服」を着られるようになったってことですよね。

I：そう。今は大型ファストファッションのお店以外にも選択肢ができて、 花柄とか、ひらひらとか着てみたいなって思ったら、 サイズを気にすることなく普通にそのお店に入れるようになった！ ウエストゴムのワイドパンツも脱出できたし、なにより、今流行りの「オーバーサイズ」の服がちゃんと「オーバーサイズ」で着られるようになった(笑)。 オーバーサイズの意味がやっと分かったよね。あははは！！！

か：それ、本当にすごい…！！！そのほかに、体に表れたこととかあります？

I：ランニング始めてからは、すっごく質のいい睡眠がとれるようになった！気持ちいいぐらいに疲れるから、夜はぐっすり寝られる。それで朝はスカッと起きられるの！大学生の時、1週間何も食べないとか、ほんとに極端なダイエットをしたこともあったけど、そういうときってもう、爪もボロボロで血色も悪くて、意識ももうろうとしたりして。やっぱり「健康的に痩せる」ってのが一番。

あ：食事も健康的な食事を心がけるようになったとか？

I：あーそう！今までは食堂の卵かつ丼！みたいなのが大好きで、よく女子が行く、 お腹が満たされないようなランチは好きじゃなかったの。五穀米とか！わかるでしょ？(笑) でも今はそういうお店にもいくようになったかな。量は少なくても、食材にこだわってたり、体のことを考えてたりするから、それで自然と満足できるようになった！コスパ&ボリューム重視だったのが食事の質を気にするようになったね。おやつも今まで絶対選ばなかったような、ナッツとかくるみにも自然に手が伸びるようになったし！チョコとか蜂蜜のかかったやつだったけど(笑)

あ：ダイエット中なのに、結構甘いものも食べてたんですね！

I：夜は炭水化物を摂らないけど朝昼は普通に食べてたし、おやつも休日は控えるようにしてたぐらい。仕事中のお昼休みには好きなもの食べてた！チョコも食べるし、休日は外食も行くし。〇〇は絶対食べない！とかっていう制限は特にしてなかったかな。

あ：そのオンオフができていたのも、ダイエットを続けられた要因なんですかね！

か：やっぱり楽しみがないとやっていけないですよね。わたしも楽しみながらこれからもエクササイズ続けていこうと思います！

あ：最後に、ダイエッターに一言。お願いできます？

I：「昨日の自分に負けるな！」かな。昨日よりも今日、一秒でも長く！10歩でも遠く！っていう気持ちで走ってた。あとは、「支えてくれる人達に感謝」だね。旦那もそうだけど、仲のいい友達に毎日体重を送ったり、今日は〇キロ走ったとかの報告もしてたから。一緒に共有して一人じゃない状況だったからこそ、頑張れたんじゃないかなと思う。人って一人だと甘えてしまうし。もう人生と一緒だよね。一人ではだれも生きていけないし、絶対支えてくれる人が必要だから！

最後は人生につながる深いメッセージまで、Iさんどうもありがとうございました。

「みんな細いから私も痩せないと…。」
確かにそう思ってしまいがちなんですが、今回Iさんのお話を聞いて、
「自分が好きと思える自分でいる」というのが根底にあるべきだと感じました。

「人からどう思われるかより、自分はどう思うか。」

人のことを考えて行動しなさいと言われ続けた私たちにとって、
こう考えるのってすっごく難しいのですが、
一番身近な「自分」を「自分」というものさしで考えて、愛していってあげたいものです。

痩せてあの服が着たい！痩せたら自分がきれいと思える自分に出会える！
そんなわくわくしたポジティブな気持ちで、ダイエットを楽しんでいきたいですね。

スタッフ かねがみ

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