第80回
アキョウがあれば夏バテ知らず

皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。

夏バテの要因とは?

暑い!今年の夏は全国的に平年より気温が高く、残暑も厳しいようです。この暑さでは、夏バテになってしまっている人も多いのではないでしょうか。

夏バテの主な原因は3つあり、〈1〉室内外の温度差による自律神経の乱れ、〈2〉熱帯夜による睡眠不足、〈3〉高温多湿による発汗の異常、が挙げられます。

中医学では、自律神経の乱れは自律神経系と関わりの深い“肝”の機能低下によるものです。このため、肝の機能を高めることが夏バテ解消の第一歩となります。アキョウは肝の機能を高め、自律神経に働きかけます。

また、アキョウは「神を育てる」作用があり、その「神」とは、自律神経系にまつわるものを指しています。

つまり、更年期のイライラを落ち着かせるなど、自律神経を安定させる力を持っているのです。

次に睡眠不足には、確かに暑さも関係しますが、心が穏やかになるとおのずと涼しく感じるようになり、熟睡が促されます。

また、体を十分休ませて再生するには“血”が必要になります。アキョウは血を養う名薬なので、質の良い睡眠へと導きます。

最後に発汗の異常は、体内の水分を上手に調整することが大切です。

アキョウは水分バランスを整える働きと、大量の汗と一緒に失われる“気”を補う働きもあるので、夏バテ予防に役立ちます。

まだあるアキョウの夏バテ防止効果

近年、夏バテの原因は活性酸素にあるとの説もあり、健康番組で特集されています。活性酸素により、自律神経が錆びることで夏バテになってしまうのです。活性酸素は、老化や病気、シミやシワを引き起こす悪の元です。体内には過剰となった活性酸素を除去し、無毒化してくれるSODという酵素が存在します。両者のバランスにより、健康が保たれています。

人やマウス、ラットを対象とした活性酸素に関する研究※で、アキョウはSODの活性を著しく向上させる力があることがわかりました。アキョウは自律神経を錆びさせないよう、夏バテにならないよう作用することが期待できます。

夏バテの予防には、毎日忘れずにアキョウを。そして、朝食に生姜を摂り、昼寝をし、冷たい飲食物をほどほどにすれば、快適に猛暑を乗り切れることでしょう。

※Chinese Journal of Experimental Traditional Medical Formulae,19(19),254-257(2013)  Chinese Traditional and Herbal Drugs,45(3),380-385(2014) etc.

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