第49回
歯の数は健康の目安?

皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。

平安時代の宮中のお正月では、歯の丈夫を願う“歯固め”の儀式が行われていました。その儀式で固くなった鏡餅が使われていたことが庶民に広まり、鏡餅を飾ったりお雑煮を食べたりする風習が根付きました。

かつて歯は齢(よわい)と表され、歯こそ健康長寿に大切だと考えられていました。この考えは現代医学でも証明されていて、香川県の調査によると、年を取っても残存する歯が多いほど医療費が少なくなっています。

残存歯数が0〜4本の人は、残存歯数が20本以上の人と比較すると、医科医療費が1.5倍、糖尿病医療費が1.3倍、虚血性心疾患医療費が3.4倍になり、歯が少ないほど病になるリスクが高まります。

実は、アキョウは歯の健康にも役立ちます。まず西洋医学では、歯と骨は別物ですが、漢方では「歯は骨の余り」と言います。漢方書にアキョウは骨を強くするという記述があるのはもちろん、研究でも骨密度を上げる効果が解っています。また、歯の健康は老化に関わる「腎」が司っています。腎の気を固める(腎の機能を高める)ことによって、歯が抜けにくくなります。アキョウは「腎を固める」効果により、豊かな土壌に根を張った植物がしっかり育つように、歯ぐきがしっかりすることで歯が抜けにくくなります。

歯があるからこそ、食事も美味しく楽しめ健康維持に繋がります。しっかり根元からケアして充実した毎日を!

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