第44回
“肌は白く、髪は黒く”の不思議

皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。

以前お客様より、とある疑問が寄せられました。『大手化粧品メーカーの美白サプリを使い始めて1年弱。顔面のシミに対してはどうも効果があるような…と感じ始めています。が、白髪がここ数年目立ち始めてきて、特に今年はかなり気になっています。美白と白髪予防は逆の作用に感じますが、アキョウは肌は白く、髪は黒くなるのでしょうか?』

アキョウは美白作用がありながら、黒髪を維持、白髪を黒くする働きがあるので、疑問を感じるのだと思います。

西洋医学においては、黒さに関係するメラニン色素の量が白髪や美白に関係していると考えます。しかし、肌が白く黒々とした髪の人や、白髪で色黒の人もいて、メラニンの量だけでは一概に説明できません。

一方、東洋医学では、人間の細胞あるいは臓器が本来の力を発揮できれば、若さを維持できると考えます。つまり、メラニンを産生する肌や髪の細胞がポイントとなります。血液が健康であれば、肌と髪の細胞に栄養素が行き渡って元気になり、それぞれの役割を果たし、肌は色白、髪は黒々と若々しい状態を保ちます。

また、漢方素材は、バランスを整えたり、自然治癒力を高めたり、人の身体から本来の力を発揮させることを得意としています。

例えばアキョウは、血の巡りを良くする働きがある一方、止血作用もあり正反対の効能を兼ね備えています。つまり、その双方向調節作用が、崩れたバランスを正しい状態に戻します。

一方、昨年問題となった美白成分は、単一方向の作用のみで、過剰な作用が細胞を傷つけ、白く色が抜けた状態が生じる可能性があると報告されています。

漢方由来のアキョウは、特に双方向からバランスをとることに優れており、漢方書や文献、研究からも、肌は白く、黒々とした髪になると考えられています。実際にシミは薄くなり、髪が黒くなってきたというお声をたくさんいただいています。

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