22年 10月*
20年 1月・3月・4月・5月・10月*
19年 3月・6月・8月・9月
18年 2月・4月・5月・6月
17年 8月
*印はショップ・オブ・ザ・マンス
シルクやウールなどの天然素材は、 |
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熱 |
摩擦 |
直射日光 |
虫 |
に弱い。 大事に使って長持ちさせて頂く為、正しいお手入れ方法でお取扱いして頂けますようお願い申し上げます。 まずは、その特徴を認識するところからスタートです。 |
シルクは蚕の繭を原料とした天然の動物繊維です。 ヒトの肌の成分に近い約20種のアミノ酸が数百~数千も結合したタンパク質でできています。 摩擦に弱い繊細な繊維ですので、取り扱いには注意が必要です。 着用やお洗濯の際に無理な力が加わりますと、型崩れや糸のほつれが起こりやすくなります。 非常に高い親水性を持ち繊維と繊維の隙間に水が入りやすいため、水に濡れた状態はもっともダメージを受けやすく、濡れた状態での摩擦は極力お避けください。 また、紫外線を吸収して変質しやすい為、直射日光や蛍光灯により黄変や生地の傷みなどの劣化が進んでしまいます。 汗などの湿気による虫の害、カビ、変質、色落ちもみられます。 吸湿性に富む性質から合成繊維と比較して静電気を起こしにくいといわれますが、著しく乾燥した場合はシルクにおいても静電気は避けられません。 ※静電気については繊維同士の相性(電気抵抗の大小)も合わせて考慮ください。 |
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比較的、汚れや水に強い繊維ですが、水分を含んだ状態で強い力が加わったり、熱による収縮作用でフエルト化が起きてしまう場合がございます。 摩擦に弱い為、着用やお洗濯により毛玉やほつれが出来やすくなってしまいます。 汗などの湿気による虫の害、カビ、変質、色落ちもみられます。 |
事前に洗濯絵表示と素材表示の確認が必須です。 ※特別な加工や特殊技法製品は各メーカーへ確認ください。 おしゃれ着用などの中性洗剤や、専用洗剤をご使用ください。アクロン(ライオン)、エマール(花王)等。 30℃以下のぬるま湯で冷たすぎない水温帯推奨。 漂白剤、つけ置き洗い、乾燥機は生地を傷める原因となりますのでおやめください。 |
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1.30℃以下のお水に中性洗剤を溶かして洗濯液を作ります。 2.揉んだり擦ったりせずやさしくふんわり押し洗い(絶対に力をかけない)を数回~20回程度し、軽く脱水します。※捻らない、絞らないでください 3.水を入れ替えながらやさしくすすぎます。洗剤が残らないように十分に行ってください。 4.タオルに挟んで水分を取ります。 5.その後、形を整えて陰干ししてください。 |
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1.必ず衣料を目の細かい洗たくネットに入れて、手洗い・ソフト・ドライ対応コースなどで洗います。 2.コース終了後はすぐに取り出し、形を整えて陰干ししてください。 |
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靴下類:履き口を上にして吊り干し ブラキャミ・ブラタンク類:パッドは取り外して別洗い。キャミ紐の伸び防止のため平干し推奨 レギンス・ズボン下類:吊り干し ニット製品共通:型崩れ防止のため平干し推奨 |
× 擦り洗い、揉み洗い、つけ置き、強脱水、タンブラー乾燥は全て厳禁
○ できるだけ短時間のお洗濯を推奨 ◎ 陰干し厳守 ○ アイロンは基本洗濯表記に従う 半乾きの状態で当布必須(綿布)130℃程度で素早く、もしくはスチームアイロン(当布必須) |
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× 冷たい水も40℃以上の高温もNG × 塩素系漂白剤、乾燥機使用は厳禁 ◎ シミや汚れ箇所は事前に予洗い・ピンポイントでつまみ洗い推奨・絶対に揉まない ◎ 洗う時・すすぐ時はやさしく押し洗いし、できるだけ触らない(縮み・型崩れ防止のため) ○ ふわふわ仕上げにしたい場合は、すすぎの時に柔軟剤を使用 ○ 型崩れが気になる場合は形を整えて平干し推奨 ○ アイロンは基本洗濯表記に従う・スチームアイロンで2cm程離して浮かし掛け |
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○ 連投使用せず着用したら数日休ませる ○ 着用後は洋服ブラシをかけて繊維の流れを整える ○ すぐにしまわないで体温や湿気をとるために、 スタンドやラックの上にふんわりと掛けて風通しし、頃合いを見て収納 ○ 毛玉は慎重にこまめに取る・しかし取り過ぎも禁物 ※お家洗濯はウールと同じ、ただしシミ抜きはクリーニング店などに事前に相談を要検討 |
Q:洗剤は中性洗剤じゃないとダメですか? |
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A:シルクやウールは動物性タンパク質で出来た繊維なので、アルカリ性に触れるとタンパク質が溶けやすくなり、その結果生地の劣化を進める事になってしまいます。専用洗剤か、中性洗剤をご使用ください。 |
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≫気になった方は画像をクリック ・エコな多目的天然液体洗剤。 ・シルクやウールの洗濯にはもちろん、あらゆる汚れ、除菌消臭、ペット用。 ・希釈でオリジナル洗剤に。 ・手荒れが少ない。 ※万病を治す「冷えとり」生活療法にて進藤先生も推奨されております |
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Q:保管方法で注意する事はありますか? | ||
A:汚れを落とした状態で、風通しの良い所での保管、防虫剤を入れるなどの配慮をお願いいたします。 汗などの汚れがついたままですと、虫悔いの原因になってしまいます。 ニット: 畳んでぎゅうぎゅう詰めずに余裕を持って収納。カシミアなど高品質な品は下積みを避けてなるべく上にしてください。 シルク: 直射日光や蛍光灯の当たらない場所、保管時の生地と生地のスレやタンス等の摩擦に注意してください。 |
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Q:毛玉はどうすればいいですか? | ||
A:毛玉が目立ち始めてしまったら繊維の絡まっている部分から毛玉を切り離しましょう。 間違えて毛玉周辺の糸や生地を切らないようにすることが大切です。 小さなはさみがおすすめです。 手でむやみに毛玉を引っ張ったりしないで、ガムテープなどを使いやさしく毛玉を引っ張って、切る部分を見やすくしましょう。 毛玉取り機は取扱説明書をしっかりと読んでからご使用ください。 |
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Q:絹やウール100%製品と綿混紡品や化繊使用品で扱い方は違いますか? | ||
A:同じようにお取り扱いいただくことが望ましいです。 綿や化繊の混紡割合が高めの場合は、絹やウールのお手入れ方法を踏まえながら、ご自身の判断で各ご家庭の洗濯方法をご検討いただければと存じます。 |
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Q:洗濯頻度、特に靴下はどうしていますか? | ||
A:決まりはありません。汚れが気になったらお手入れをおすすめします。 靴下(靴下洗濯頻度=靴下履き替え頻度): 841スタッフ例 ※各々で違います。 ●1枚目→夏)1日に1回、冬)2日に1回(2日目は左右逆にする) 2枚目→2,3日に1回・3,4枚目→4,5日に1回 分厚いウール→2,3週間に1回・カバーソックス→汚れたら ※新しい先丸ソックスは外側に重ねるのがコツ ●丸1日着用し、お風呂上がりに全部まるっと履き替える ●1、2枚目とカバーソックスは毎日、それ以外は週1(夏はもう少し頻繁)・日中用と就寝用2組を交互に着用 ●1、2枚目とカバーソックスは毎日、それ以外は1日おき・入浴後に履いて次の入浴まで丸1日着用 ●日中用と就寝用2組を交互に着用。日中用は2~3日くらいで洗濯・就寝用は汚れたら…週末に天気が良ければ洗濯 シルク下着類: 素肌に直接当たる下着類は汗の他にも肌の角質や汚れがついています。毎日お洗濯してください。 できれば着脱後時間を開けないお手入れをおすすめします。 カシミヤ・希少ウール(高級ウール): あまり素肌に触れず皮脂や汗が付着しない着用の場合は、3~4回の着用毎で、ひと月に1回のお手入れを目安にしてください。 汗や汚れが気になる場合はその都度お手入れください。 |
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Q:消臭スプレーは使用していいの? | ||
A:消臭スプレーの成分の多くは水です。水に弱い繊維への使用は注意が必要です。 シルク・毛・カシミヤ・希少ウール(高級ウール)など、もともと水に弱い繊維製品に使用する場合は、予め目立たないところに少量吹きかけ、数時間置いても縮み・しみ・色落ちなどを起こさないか確認してからのご使用をおすすめします。 汚れの上や汗が付着した部位へ消臭スプレーをかけた場合、後になってシミとして浮き出てくる場合もあります。 |
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Q:靴下に穴があいてしまったら? | ||
A:繕い方法をご紹介させていただいております。どうぞこちらの方法をご参考になさってみてください。 ≫くぷプレゼンツ 靴下の繕い方 |
天然素材のものはデリケートにできている為、取り扱いが面倒に感じる場合もございます。 でも、身につけるものを丁寧に扱う事は、自分の身体を丁寧に扱う事に繋がってきます。 面倒でもどうぞ、できる事からお続けになって、長く長くご愛用頂けますと幸いです。 |