ネパール紀行番外編

(20)ネパール紀行番外編/静岡&東京

久しぶりのネパール紀行は番外編、なんと日本は静岡からお届けします♪

ただいまジュンチヤバリ茶園のオーナー・ローチャンさんが来日中、先日一緒に静岡に行き、お茶の現場をいろいろ見学させていただきました。

……

本日ご紹介するのは静岡茶市場さんでの光景。

私たちがお邪魔した時は県外のお茶の時間だった事もあって小規模の取引でしたが、それでも買い手さんの眼光は鋭く、迫力がありました!


拝見盆を言われる黒いお盆に盛られた茶葉を触り、鼻を埋めて嗅ぎ、最後にテイスティングもする。

これはインドやスリランカのオークションではない事なので新鮮でした。


取引が成立すると売り手(緑の帽子・今回は遠方のため欠席)、買い手(ブルーの帽子)、仲買人(黄色の帽子)が揃って、ポン!!と大きく手をたたくんですよ。

息づく伝統、とてもカッコ良く思えました。
静岡茶市場
静岡茶市場
市場の備品、そろばんを駆使!?するローチャンさん
ネパール紀行番外編
昨日、ネパール・ジュンチヤバリ茶園のオーナー、ローチャンさんが当店事務所に遊びに来てくださいました♪

お土産にネパールの帽子をいただきましたよ。

DhakaTopi(ダッカ・トピ)等と呼ばれ、ネパールの男性がよく被っている帽子です。

ダッカはバングラデシュの首都・ダッカ。
一説には、ダッカ帽子で使用される布が、ダッカ伝統の織物に由来するから、こう呼ばれているそうな。


被ってみると思いのほか小さくてぎゅうぎゅうやっていたら

「そんなに目深に被るものでは、ないのですよ。額が見える程度に軽く被ってください」

との事。

スタッフさんからも「似合う!!」と好評でしたので、紅茶教室などで、この帽子を被って登場しようかしら。


テイスティング・セッションを通してローチャンさんに私達がどのような紅茶を求めているかお伝えし、同時にジュンチヤバリさんの哲学を一層理解できたように思います。


また、ジュンチヤバリさんのお茶についてたくさんの嬉しいお便り・レビューをいただいており、皆様の声もローチャンさんにお伝えしました(^-^*)

応援を励みに、きっと夏・秋と、また素晴らしいお茶を届けてくださる事でしょう。

どうぞ、お楽しみに♪
ダッカ・トピ
DhakaTopi 布の感じは、紬や絣のよう、というのが近いかな?

帽子の下の布もDhakaです。着物の帯にしても良さそう?
ダッカ・トピ
街中で帽子を被る男性達

柄はいろいろ、あるんですよ