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布団ってどうやって手洗いするの?

今お使いの布団のお手入れはどうしていますか?以前には、ご家庭で簡単なお手入れ方法は干すことだとご紹介しました。

>>布団は部屋干しもできる

日常的に布団を干していればそのまま使い続けるよりも当然きれいに保つことができます。
しかし、干していても汚れが残ったり、臭いが気になったりすることはあるのではないでしょうか。

お手元の布団の洗濯表示タグを確認してみてください。
こんなマークが付いていませんか?

手洗い表示タグ
この表示があれば、ご家庭で手洗いをすることができます。
こちらの下のマークですと、残念ながらご家庭で洗うことはできません。

家庭洗濯不可タグ
クリーニング店にご相談いただければと思います。

今回は手洗い表示のある掛け布団についてお話します。


ご家庭で洗うとき、最初に天気予報を見てください。布団の中綿がかなり水を吸いますので、一日干しただけでは乾かない可能性がかなり高いです。2、3日晴れ予報が続くときにしましょう。
真冬の曇りなどは非常に乾きにくい天気と言えます。生乾きですと臭いや雑菌の原因になってしまします。干せる環境が整っていることを確認しましょう。
例えば日が出ている日中は外干し、日が暮れてからは風通しのいい場所で部屋干しをし続け、乾きやすい状態を常に作ってあげてください。部屋の中ではサーキュレーターなどで風を当てるのも効果的かと思います。


手洗いには水を溜める大きな容器が必要です。これはご家庭の浴槽で十分です。
いきなり浴槽に水を張って漬けるのではなく、まずはシャワーで表面に付着しているホコリや毛などの汚れをザッと洗い流しましょう。

浴槽にはぬるま湯を溜めておきます。布団より先に洗剤を溶かします。布団を洗う際は手洗いに使える中性洗剤を使用してください。 布団は丸めて入れるのではなく、三つ折りか四つ折りにすれば浴槽に収まるのではないでしょうか。折って浴槽に入れてください。
浴槽に入れたら、手で押す、もしくは軽く踏みます。布団は水を吸いきるまで水に浮きますので、手で押すのはかなり力が必要です。
できれば軽く踏んで、押し洗いをしてください。中までこのときに力を入れて踏むと、布団の側地を痛め、寿命が短くなる恐れがありますので注意してください。

おしゃれ着などで押し洗いというものがありますが、あれをイメージしていただければわかりやすいかもしれません。中まで洗剤を溶いた水が浸透するように意識してください。


全体的に押し洗いができたら、水を入れ替えます。次はすすぎです。洗剤を使わず、水で2~3回すすぎの押し洗いをします。
すすいだ後、軽く絞れる表記があれば、ごく軽く絞ります。というのも、水を含んだ布団はかなりの重量となりますので、少しでも水分量を減らして軽くするためです。
絞れないものでも、すすいだ後は浴槽の縁に掛けて少しでも水を切ってください。あまり長時間掛けておくと、中綿が寄ってしまうこともありますので、一時間程度にとどめておくのがいいでしょう。


洗った布団の一番大きな注意点は、再三にはなりますが、非常に重いことです。干し場まで持っていくことが厳しい重さになることも考えられますので、一人で作業せず誰かに手伝ってもらうのも手です。

干すときは物干し竿2本を使って、跨ぐように布団を掛けます。この際、M字干しと呼ばれる干し方をすると空気が通り乾きやすくなります。竿2本の中央部をたるませ、布団がMの形になるようにしておきます。
ただし、干し方に指定がある布団もあります。平干し指定のある布団はこの干し方はできません。加えて、天日干しができない、陰干し指定の布団もあります。事前にしっかりと洗濯表示タグを確認しておきましょう。


あとは乾くのを待つだけですが、先述の通り、一日では乾かないと考えてください。昼は外、夜は部屋など。干し方を考え、なるべく早く乾くように環境を整えましょう。
クリーニング店に持ち込むのが間違いない選択ではありますが、お時間があるかたはご家庭で洗ってみるのもいいのではないでしょうか。
頻繁に洗うと側地だけでなく中綿も痛む恐れがありますので、頻度にも注意してください。シーズンが終わって布団の衣替えをする際などがいいタイミングかもしれません。
そのタイミングで洗う場合、特にしっかりと乾かすことを忘れないようにしてください。



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