古来より『人魚の涙』『太陽の石』などと呼ばれてきた琥珀とは、数千万年〜数億年前、地上に繁茂していた樹木の樹脂が土砂などに埋もれ化石化したもので、いわば「樹脂の化石」地上最古の芸術品です。 琥珀となった樹木は、広葉樹から針葉樹までさまざまな種類があります。現生の樹種もあれば、絶滅した樹種もあります。
特徴−琥珀(琥珀樹脂)印鑑
軽くて手になじみ、夏は涼を呼び、冬は温かいというのは、琥珀だけがもつ特徴です。針葉樹の樹脂が何千万年もの時代を経て化石となった琥珀は、美しい輝きとその神秘的な色合いゆえに、高級印材として愛されてきました。
琥珀の豆知識
宝石の中でも琥珀のように植物に属するものは極めて珍しく、生成の過程で古代の昆虫、葉、花、樹の皮などが自然に入りこんだ石もあり、これは、大変希少性価値があります。琥珀独特の艶、暖かみのある色が根強い人気を博しています。
保存・お手入れ法−琥珀(琥珀樹脂)印鑑
印材について