第19回
アキョウの紫外線への作用

皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。

5月になると、紫外線量が増えてきて、シミやソバカス対策が気になりますね。

今回は、アキョウの美白効果についてお話しようと思います。

シミやソバカスの原因物質はメラニンです。

メラニンは、紫外線により皮膚表皮下に存在するメラニン産生細胞であるメラノサイトで作られます。

紫外線が肌にあたると、メラノサイトにメラニンを作るように働きかけます。

そして、チロシナーゼと呼ばれる酵素が、チロシン(アミノ酸の一種)の酸化反応を引き起こし、様々な物質を作り出します。

その後、さらに酸化反応を経て、最終的にメラニンが作られます。

アキョウの美白作用についての研究※では、アキョウがチロシナーゼ酵素の機能を抑え、メラニンを作り出すのを抑えることが確認されました。

また、チロシナーゼをはじめとするメラニン合成酵素の量を減らすことが明らかになりました。

アキョウはチロシナーゼ酵素の働きを抑えて、メラニンの産生量を減らし、シミやソバカスを防ぐことに繋がります。

アキョウは美白にも良い可能性を秘めているのです。

紫外線が気になる季節に、「焼けるから外に出るのはちょっと…」ではなく、アキョウを味方に、臆せず外出しちゃいましょう。

※生薬アキョウの美白作用について 日本生薬学会第58回年会(2011年・東京)

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