第17回
生理の悩みに使われてきたアキョウ

皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。

先日、「男の人でも分かる!!女の子の痛み解説」がインターネット上で大変話題になり、twitterの書き込みも驚くほど続いていました。

生理痛は、子宮の痛みだけではなく、頭痛も腰の痛みも伴います。

また、出血量が多い、だるくて起き上がれない、イライラ、落ち込みなどのPMS症状など、生理に関する悩みは、同じ女性であっても千差万別です。

つらい症状を周りの人に言えずに我慢してしまう、そのような経験はありませんか?

実は、生薬アキョウは女性の生理関連の病気によく使われています。

韓国の人気ドラマ『チャングムの誓い』の第50話に、国王の側室ヨンセンの早産で出血が止まらなくなり、「急いで加味逍遥散(かみしょうようさん)と膠艾湯(きょうがいとう)を、早く」との一幕があります。

この『膠艾湯』の『膠』は、阿膠のことです。

漢方の世界では、『神農本草経』(しんのうほんぞうきょう)と『本草綱目』(ほんぞうこうもく)という薬物学書があります。

アキョウに関する記述は、『寒冷感、腰腹痛、四肢の酸痛、女子の子宮出血を治し、胎を安らかにする』 (神農本草経)、『月経痛、月経不通、月経不順、不妊、帯下、産前産後の諸疾病・・・聖薬也』(本草綱目)とあります。

古くから、アキョウが生理の悩みを解決してくれるものとして、用いられてきたことが分かります。

冒頭のtwitter上の男性の意見によると、女性を称賛する声があり、生理を理解しようとしている様子が伺えました。

周りの人に相談してみるのも、ブルーな日のつらさを乗り切るための、ひとつの手かもしれません。

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